人間通 (新潮選書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 207
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106004896

作品紹介・あらすじ

わずか六百字に凝縮された九十余の賢察。世と心の急所を説き明かす、現代人のための人生論。

感想・レビュー・書評

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  • #2760-55

  • 20年ほど前に読みました。学生時代に学部は違いましたが、著者の講義を受けたような気がします。今に通じる部分も多々あり、著者が今も存命ならば、何を思うのか関心があります。

  • ”付録の百冊を登録しておきたい。

    <きっかけ>
     本を売りに行ったブックオフにて発見。”

  • なるほどなと参考になるような内容も多くあったが、結論までをのらりくらりと記述する文章は独特で、少し読みづらかった。

  • 3

  • ずいぶん時間がかかりましたが、隙間時間を利用してなんとか読了。
    古い本ではありますが、今もなお通用することも多数書いてあったり。
    付箋は7枚つきました。

  • 大学生時代の人生の指針・バイブル。

  • 日本社会における権謀術数の書として読める。

    自己愛と嫉妬の扱い。
    谷沢嫉妬学。「嫉妬」、「引き降ろし」、「狐色」(047頁以下)。

  • 購入:タイトル見てジャケ買い。
    くるりの「人間通」聴きながら読んでみる。

  • 人間四十、五十にもなれば、ある程度の事が見えてくる……そんな感じの本です。

    今の自分はまだ二十代に過ぎず、未熟な面がまだまだ目立ちます。

    一生直せないのは、「臆病」と「ケチ」だそうです。ああ〜なるほど、と納得させられるような説得力があります。

    これを読んだからといって、分かるわけでもないので、これから二十年、じっくりと時間を掛けて理解していきたいな、と思いました。

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著者プロフィール

1929~2011年。
文学者、書誌学者、元関西大学名誉教授。
著書多数。1980年『完本 紙つぶて』でサントリー学芸賞、2004年『文豪たちの大喧嘩 鷗外・逍遥・樗牛』で読売文学賞研究・翻訳賞、2006年『紙つぶて 自作自注最終版』で毎日書評賞ほか受賞。

「2016年 『谷沢永一 二巻選集 下 精撰人間通』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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