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- Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106005442
作品紹介・あらすじ
本書は、ベースボール創世の神話と史実の吟味を縦軸に、それにかかわるアメリカ野球人の夢と生態をいきいきと描く。その縦軸と交わったり、すれ違ったりした文人たち、ポオ、メルヴィル、ホイットマン、そしてもちろんフェニモア・クーパー、さらに漂流民万次郎さえ登場して活躍する。
感想・レビュー・書評
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ベースボール創世にまつわる数々の歴史的事実やフィールドが、工業化により今では埋もれてしまったということに対してなんとも切ない感じがした。その中で存続する「神話」は必ずしも事実ではないけれど、それが人々の誇りやアイデンティティとなっているようだ。しかしそれは同時に、人々が「神話」にすがっているという点で、(僕にとっては)また哀愁のようなものを呼び起こす。
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