スコッチ三昧 (新潮選書)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (236ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106005909

作品紹介・あらすじ

スコッチウイスキーは、ワインと同様、いやそれ以上に魅力的な酒です。その魅力を知るのに、今ほど恵まれた時代はありません。毎週のように新しいボトルが販売され、すべての蒸留所の、それも蒸留年や熟成年、樽の異なる個性的なさまざまな新製品が市場に出回るようになっています。価格低下で、入手もしやすくなりました。そんなスコッチの新しい魅力を、一人でも多くの方に知っていただきたいと願って書いたのが本書です。

感想・レビュー・書評

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  • ウイスキー好きには、飲み方はもちろん、スコッチとバーボンの違いや歴史、製造方法などなど、多方面の知識が得られてとても面白い。
    色々網羅されているので、入門書としても、ある程度知識のある人にとっても楽しい一冊だと思う。

  • ふんふんと流し読み。なかなかかな。

  • ウィスキーの勉強

  • スコッチの基礎知識をQ&A方式で紹介する、ウィスキーに興味を持ち始めた人にはうってつけの内容。ただし、スコッチって何?って人は、もう少し知識をインプットした後に読んだ方が楽しめるだろう。
    さて、特におススメしたいのは、スコッチの製造工程が紹介されているところ。写真が引用が少ないものの、非常にわかりやすかった。

    以下、思わず付箋を付けた箇所を(多少編集して)引用する。

    スコットランドは木がほとんどない国土なので、スモーク材にするのは何かといったら、実はウィスキーの廃樽なんです。ウィスキーがたっぷりしみ込んだ廃樽を使っている。だから、それによってスモークされたスコティッシュサーモンは世界一だとスコットランド人は言います。

    世界で販売されているスコッチの93%はブレンデッドスコッチで、シングルモルトは残りの7%。

    ボウモアやクラガンモアの「モア」、このモアというのは(ゲール語で)大きいという形容詞、主に接尾語として使われます。反対に小さいというときには、「ベッグ」、アードベッグなんかに使われるベッグがそうですね。「「アード」というのは、岬とか突き出した半島のことです。

  •  「世界のウィスキーライター5人」に選ばれた筆者が、スコッチの飲み方、蒸留法などをわかりやすくQ&A方式で記した良書です。
     今までお酒のウンチクはあまり好きではありませんでした。旨ければいいじゃんと思っていた私ですが、スコッチには軟水が合うとか、スモーキーなモルトウィスキーにアイスクリームが合うなど、寒い冬へ向けてもう一歩踏み込んだ楽しみができそうです。
     唯一残念なのが、巻末に掲載されている地元のバーがなくなってしまったことです。

  • 勉強になる。
    良書。
    ウイスキーが好きになった。
    それだけでもすごい。

  • スコッチとはスコットランドで製造されたシングルモルトウイスキーやブレンデッドウイスキー、グレーンウイスキーを総称した名称です。本書はQ&A方式で構成されており、スコッチについていろいろと紹介しています。例えば、「まずは何から飲むのがよいのか?」とか、「古ければ古いほどいいウイスキーなのか?」など、スコッチの楽しみ方から製造、文化、風土にいたるまで紹介しています。質問ごとの読みきりですので、通勤途中やトイレなど短い時間を利用して読むこともできます。

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著者プロフィール

1936年、埼玉県生まれ。京都大学農学部卒業後、国際基督教大学大学院教育学研究科修士課程で2年間学んだ後、高校教員に。後に鳥取大学医学部を経て、精神科医として現在「京都心身・学習総合カウンセリングルーム」を主宰。『私のいじめられ日記──先生、いいかげんにして!』『500人のいじめられ日記──死に急ぐ子どもたち』『いじめないで!──私たちのいじめられ体験』(ともに青弓社)、共著に『受験を勝ちぬく生き方・考え方』『子供たちを元気にしたい──医者が見た、記者が見た不登校』(ともに白揚社)。

「1994年 『いじめないで! 私たちのいじめられ体験』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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