密会

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106006289

感想・レビュー・書評

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  • エログロナンセンスの要素が強いので、若干読む人を選ぶかもしれない。
    医者と患者の関係性については、医学部卒である著者個人の思想が色濃く出ているように感じられた。

  • 唐突に、理由もなく「おれ」もしくは「彼」の物語が始まり
    そして唐突に、理由もなく終わる。
    不条理という表現もあるが、これを不条理と言うならば
    私たちが普段生活している世界のほうがもっと不条理だ。
    エロい。湿ったエロさだ。
    粗筋も知らずに読んだほうがよい。
    もう読んでしまった私には、この訳のわからなさを初めて味わえる人が羨ましい。

  • 昭和53年2月10日 7刷

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著者プロフィール

安部公房
大正十三(一九二四)年、東京に生まれる。少年期を旧満州の奉天(現在の藩陽)で過ごす。昭和二十三(一九四八)年、東京大学医学部卒業。同二十六年『壁』で芥川賞受賞。『砂の女』で読売文学賞、戯曲『友達』で谷崎賞受賞。その他の主著に『燃えつきた地図』『内なる辺境』『箱男』『方舟さくら丸』など。平成五(一九九三)年没。

「2019年 『内なる辺境/都市への回路』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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