虹よ、冒涜の虹よ〈上〉

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106006647

作品紹介・あらすじ

たった一人で暗黒街全てを敵にまわした男、真昼の銀次。潜伏の果てにたどりついた電波塔は、死に神さえさまよう冒涜の高みだった。魂の奥深くに浸透する虹の刺青が銀次に招いた途方もない運命…。

感想・レビュー・書評

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  • ストーリーを読ませるのではなく文章で読ませるいわゆる私小説。文章はとにかく唸らせられる。しかし自分には私小説はつらい。何とか下巻へ。

  • 『虹よ、冒涜の虹よ』は、天下を二分するやくざの大親分を手に掛けた主人公・真昼の銀次が、鄙(ひな)びた田舎に遁走するところから始まる。昔の子分だったマコトに導かれ、銀次は海岸沿いのとてつもなく大きな塔に匿(かくま)われる。追っ手を逃れた銀次だったが、夜な夜な木彫りの仮面と対話し、自身が行ってきた悪行をひたと見つめる。それからというもの、夜毎、死神が現れ、銀次を死へといざなう。ある日、マコトにそそのかされた銀次は、名人といわれた彫り竜に刺青(いれずみ)を入れてもらう。鮮やかな色が彫り込まれるごとに銀次の魂は激変する。そして、死神と対等に渡り合える力が満身に漲(みなぎ)る。

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