虹よ、冒涜の虹よ 純文学書下ろし特別作品 (下)

  • 新潮社 (1999年5月28日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (360ページ) / ISBN・EAN: 9784106006654

感想・レビュー・書評

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  • ようやく読破。ストーリーではなく文章で読ませる私小説。とにかく文章は素晴らしい。だがスト―リーがないため読破するのにかなり時間が掛かった。この手小説はやはり苦手。途中で瞼が落ちて来る。

  • 『虹よ、冒涜の虹よ』は、天下を二分するやくざの大親分を手に掛けた主人公・真昼の銀次が、鄙(ひな)びた田舎に遁走するところから始まる。昔の子分だったマコトに導かれ、銀次は海岸沿いのとてつもなく大きな塔に匿(かくま)われる。追っ手を逃れた銀次だったが、夜な夜な木彫りの仮面と対話し、自身が行ってきた悪行をひたと見つめる。それからというもの、夜毎、死神が現れ、銀次を死へといざなう。ある日、マコトにそそのかされた銀次は、名人といわれた彫り竜に刺青(いれずみ)を入れてもらう。鮮やかな色が彫り込まれるごとに銀次の魂は激変する。そして、死神と対等に渡り合える力が満身に漲(みなぎ)る。

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著者プロフィール

1943年、長野県飯山市に生まれる。仙台電波高等学校卒業後、東京の商社に勤務。66年、「夏の流れ」で文學界新人賞を受賞。翌年、第56回芥川賞を史上最年少(当時)で受賞し、作家活動に入る。68年に郷里の長野県に移住後、文壇とは一線を画した独自の創作活動を続ける。主な作品に『雨のドラゴン』『ときめきに死す』『月に泣く』『水の家族』『千日の瑠璃』『争いの樹の下で』ほか多数。また、趣味として始めた作庭は次第にその範疇を越えて創作に欠かせないものとなり、庭づくりを題材にした写真と文章をまとめた本も多い。また、2020年に「いぬわし書房」を設立し、長編小説『ブラック・ハイビスカス』(全4巻) を、23年、『風死す』(全4巻) を刊行。出版活動のほか〈丸山健二塾&オンラインサロン〉や〈丸山健二文学賞〉なども運営している。

「2024年 『言の葉便り 花便り 北アルプス山麓から』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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