写真で見る江戸東京 (とんぼの本)

  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106020025

作品紹介・あらすじ

徳川15代の居城として、その権力の象徴であった江戸城の威容は、どれほどのものだったのか。そして大名屋敷をはじめとする町のありさまは、どのようなものだったのか。幕末にもたらされた写真術は、浮世絵や絵地図ではうかがうことのできないリアリティをもって、江戸城を中心とした江戸の景観を現出させてくれる。そして官庁や銀行などの洋風建築が建設されて文明開化してゆく東京の姿が、写真術の発達とともに、まざまざととらえられ、今日に残された。人工着色によってカラー化された写真は、"夢の中の都市"といった趣きさえある。古きよき時代=江戸東京を写真で散歩する。

感想・レビュー・書評

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  • 古き良き時代=江戸東京の空間が絵地図や浮世絵ではうかがうことができない景観が映し出されています。
    文章は飛ばして、貴重な写真だけを見させていただきました(感謝)。

  • 貴重な江戸の写真が見られるが、中の文章がいまいちよくわからず。結局この本てなんの本なの?って疑問が消え去らず。資料としてはそこそこ興味深いかな。

  • 江戸東京の写真だよ!現代との対比はもちろん、やはり人物が興味深い。

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著者プロフィール

芳賀 徹(はが・とおる):1931?2020年。東京大学教養学部教養学科卒、同大学大学院人文科学研究科比較文学比較文化専攻博士課程修了。博士(文学)。東京大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、日本藝術院会員。プリンストン大学客員研究員、京都造形芸術大学学長、静岡県立美術館館長などを歴任した。主な著書に『絵画の領分──近代日本比較文化史研究』(大佛次郎賞)、『文明としての徳川日本──一六〇三─一八五三年』(恩賜賞・日本芸術院賞)、『外交官の文章──もう一つの近代日本比較文化史』などがある。

「2023年 『平賀源内』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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