謎解きフェルメール (とんぼの本)

  • 新潮社
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本棚登録 : 279
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106021046

作品紹介・あらすじ

現存する作品、わずか30数点-その1点1点を読み解き、人間フェルメールの真実の姿に迫る。

感想・レビュー・書評

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  • フェルメールの入門書として最適。絵画に詳しくなくても読める。
    作者がフェルメール大好きなのが伝わってくる文章(こういう説もあるけど私はそうは思わない、って文が何回も出てきてちょっとおもしろかった)。

    前半は時代ごとに絵がどう変化したか、一枚一枚解説しながらみていく。
    後半はフェルメール盗作事件について書かれている。

  • 見に行きたい

  • カメラ・オブスキュラの使用検証が面白かったです。
    薄い、しかし分かりやすい

  • 2014/03/08完讀

  • 脚光のきかっけを謎解き!
    美術評論家トレ=ビュルガー。
    フェルメールを「忘れられた画家」から
    「謎の天才画家」へとのし上げた立役者!
    没200年経ったころ、彼の執筆した論文をきっかけに
    フェルメールの作品はスポットライトを浴びる存在に。
    ただ残念なことに、論文発表の3年後にトレ=ビュルガーは亡くなり、
    作品の評価高騰はさらに数年後のことだったとか…

    手書きPOPより抜粋

  • フェルメール作品個別にとどまらず、真作の論議中の作品や贋作事件、17世紀の斜陽するオランダ貿易、フェルメール義母の商売と家柄や、10人超える子だくさんなど多面的な内容。少し古いので例のオークション作品は載ってませんが、まずまずでした。

  • 読了:2012/7/29

    んー、諸説あるところ (真作か贋作か?など)について、「私は~と確信しています」と述べる割にその根拠がなく、、、自己主張強いなぁ、でもわかり難いなぁ、と思った。

  • 入門編。図書館で何年か前に読んだのですが、手元に置きたいな、と。

  • フェルメール展を見に行こうとしたけれど、絵画に全然詳しくないので雰囲気だけ楽しんでくることになるのはもったいないと思い、ブクログで検索してフェルメールに関する本をいくつか調べた。

    その中で、この本は「入門としてはいい」というコメントが見受けられたので読んでみたところ、絵画に全く詳しくない私でも読みやすく、また、フェルメールに限らず絵画を見るときの視点など基礎知識が得られてとても満足した。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00174642

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著者プロフィール

1948年生まれ。目白大学社会学部教授を経て、現在、同大学名誉教授。専門は17世紀オランダ美術史、日蘭美術交流史。82~85年、ユトレヒト大学美術史研究所留学。87年、慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程修了。『フェルメール論』(八坂書房)および『フェルメールの世界』(NHKブックス)の2著で第10回吉田秀和賞を受賞。『庭園のコスモロジー』(青土社)、『フェルメール全作品集』(小学館)、『グローバル時代の夜明け』(晃洋書房、共著)、『フェルメール 作品と生涯』(角川ソフィア文庫)などの著作がある。

「2021年 『フェルメールとそのライバルたち 絵画市場と画家の戦略』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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