司馬遼太郎が描いた「新撰組」の風景 (とんぼの本)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106021107

感想・レビュー・書評

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  • ※2004.3.25購入
     売却済み

  • 引用が殆どなので作品をもう一度読みたくなりました。写真がとても綺麗です。新選組聖地巡礼が趣味なので写真を眺めて ああ~ここ行ったなあなどと思い出にも浸れました。

  • 数年前に古本屋で購入したものを再読。
    写真がとても素敵。
    もう一度小説を読みたくなった。

  • ほとんど「燃えよ剣」「新選組血風録」からの引用です。
    本編を読んでる人が改めて読むには少し物足りないかな。
    ただ、写真は素敵です。
    情景をリアルに浮かべながら読みたい方は是非この本を片手に本編を読まれると良いかと思います。

  • 司馬遼太郎氏が書かれた「燃えよ剣」。
    小説の本文を抜き出して、取材時の原風景や古写真とともに掲載し、小説の世界観を再現しています。

    全2冊という分量にちょっと読むを躊躇されている方は、この本でさわりと時代の空気を感じ取ることが出来ると思います。
    そして読み込んでいる方は、小説の風景を思い返すことが出来るのではないでしょうか。

    また、司馬氏のエッセイ「司馬遼太郎が考えたこと」も収められており、氏が取材した時のことや新選組に対するお考えなども読めます。

  • 最近ものすごく参考になるブクログを作られてる方を発見しました。好みや感想も近い!と感じたので、これからはその方の本棚も参考にさせていただきつつ、新選組関連の本を選んでいけたらと思います☆
    そんなわけで早速今回は・・・
    『燃えよ剣』(と『新選組血風録』総司の恋)のハイライトシーンを、現場風景の写真付きで読めるおいしい一冊。まるでその場にいるかのような臨場感が味わえます。流山や箱館のシーンは改めて胸が苦しくなりました。
    これから二冊を読む予定の方には特に、本書もセットで楽しんでいただけたら、より余韻に浸れて良いかと思います。
    ちょいちょい挟まれる司馬さんのエッセイ(過去のものからの抜粋)も面白かったです☆
    五稜郭ってそんなもんだったんですねー・・・(ノД`*゜)゜・:。.

  • 司馬氏の「燃えよ剣」が好きな方には是非とも読んで欲しい。五稜郭や八木邸、日野や流山など新撰組に縁のある地の写真に「燃えよ剣」や「新撰組血風録」などの抜粋を添えて。何度も「燃えよ剣」は読んだけれど、こうして写真と一緒に見るといっそう情景が豊かになってまた新たな感動が沸いてきます。

  • 「週刊司馬遼太郎」を読んでいてたまたま知った本。2003/12/19に発売されていたのか! 高校生の頃、「燃えよ剣」を読んだ。その後、手に入る限りの新撰組関係作品を読みまくった時期があったので、タイトルを見ただけで、買うものと心の中で決定している。

  • コレ持って新選組名所巡りしたい。

  • 司馬作品読んだことない人にはとてもわかりやすくて良いと思う。
    「燃えよ剣」からの抜粋が多いので土方が主体となってる部分が多い。読んでて楽しかった。もう一回司馬作品読み直そうと思った。


    3.25

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著者プロフィール

司馬遼太郎(1923-1996)小説家。作家。評論家。大阪市生れ。大阪外語学校蒙古語科卒。産経新聞文化部に勤めていた1960(昭和35)年、『梟の城』で直木賞受賞。以後、歴史小説を次々に発表。1966年に『竜馬がゆく』『国盗り物語』で菊池寛賞受賞。ほかの受賞作も多数。1993(平成5)年に文化勲章受章。“司馬史観”とよばれ独自の歴史の見方が大きな影響を及ぼした。『街道をゆく』の連載半ばで急逝。享年72。『司馬遼太郎全集』(全68巻)がある。

「2020年 『シベリア記 遙かなる旅の原点』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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