とんぼの本やさしい「禅」入門

  • 新潮社
3.29
  • (3)
  • (3)
  • (8)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 55
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (119ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106021213

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 入門書として網羅的であり正統的。解説が南直哉師なので理路整然。編集者が勉強してきちんと取り組んでいることがわかり好感がもてる。

  • 入門ではなく、ある程度の知識を前提に書かれている。有名な作家さんのルポや、禅僧のコラム、対談、写真集とおもったほうがいい。

    以下、内容からメモ
    座禅とは真理に出会うとか、そういうものではないのではないか。
    ある特定の無理を身体にかけた状態における、特定の心身状態を 真理 というような言葉であらわすのは違うのでは。
    ただし、座禅をすることで自己の意識が崩れるような心身状態になることは、よくあるしいい。

    マジな精進料理は、ネギやにんにくなとの臭いの強い食材もつかわないらしい。

  • 禅とは一休み。
    考えることをやめること。

    仏道をならふというは、自己をならふなり、自己をならふというは、自己を忘るるなり

    実体としての存在がないこと、すべては縁によって起こる (依他起性) を体感することで、自我を崩壊させる。言語の外側を感じる。

  •  座禅の実践指南や、修行生活についてカラーの写真と読みやすい文で

    紹介されています。

     また、精進料理のレシピや、問答もあり、これ1冊でかなり心身を律し、

    自分の日常を見つめ直すきっかけになりますね。


     

  • 禅の入門書というよりは、永平寺の日常の写真集かつ精進料理レシピ本という感じ。
    禅について知りたいなら別を探した方が良さそう。

  • 精進料理、作ってみました。
    美味い、健康的。
    一度キチンとお寺にいって禅、やってみたいなあ。

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

1947年栃木県生まれ。早稲田大学政経学部卒。在学中に文学作品「自転車」で第1回早稲田文学新人賞を受賞。卒業後、さまざまな職歴を経て帰郷して宇都宮市役所に勤務。79年から文筆活動に専念。80年「遠雷」で第2回野間文芸新人賞、93年「卵洗い」で第8回坪田譲治文学賞、97年「毒ー風聞・田中正造」で第51回毎日出版文化賞を受賞。2010年2月逝去。

「2023年 『すらすら読める奥の細道』 で使われていた紹介文から引用しています。」

立松和平の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
いとう せいこう
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×