- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106022111
作品紹介・あらすじ
欧米紀行『アポロの杯』ほか数々のエッセー・評論で言及された絢爛たる美術作品の数々を一挙収録!ヴィジュアルで味わう三島の美学。
感想・レビュー・書評
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読後、わが本棚から芸術新潮1995年12月号「特集/三島由紀夫の耽美世界」を引っ張り出す。ありました。本書で紹介された名画や彫刻が、大きめの図版で掲載され、なおかつ、引用されたエッセイその他もほぼ再録されている。
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後半ほとんど聖セバスティアヌスの写真と解説になってワロタ
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三島や澁澤は出せば売れる分野だから、いつものように食い物にした本かと思いきや、とてもしっかりした内容で、この編者たちに感謝。
特にセバスチャンの様々なヴァージョンを、三島の好みという視点から概観できたのは大きな収穫。
個人的にはラ・トゥールのセバスチャンが眼を引いた。 -
三島由紀夫という人物と、西洋美術を一度に学べた気がする。
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三島はやはりギリシャやローマの猛々しい彫刻、芸術に大きな影響を受けていたのがわかる。
写真も非常によい。
三島文学と彼の個性がわかる。
昭和30年代に世界中を旅行していたのだから、相当に金持ちだったんだろうな。