- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106022289
作品紹介・あらすじ
初公開の写真、愛用品、遺稿や幻のエッセイも満載。「今が一番幸せ」-たった一人の娘が初めて明かす、大女優の日々。
感想・レビュー・書評
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高峰秀子さん
お名前を恐縮ながら知らなかったけれど、とても暮らすことを楽しんでおられた方なのが、趣味が家事というわたしの共感ポイントでもあり伝わってきた。
家事が労働と称されて、家事代行サービスも生まれる暁に契約結婚という名の新しい恋の形がある現代だけれど、どんなことも始めは慣れるまで時間がかかるけど、したい時にしたい家事から気楽なつもりでゆるいステップを踏んでいく。
すると、気づけばそれ自体が息抜きや愉しみに変わる。
そんなふうにあらゆることを楽しめたら、毎日のストレスは減るだろう。
とても多忙な女優業でありながら、楽しみをトリガーに丁寧な暮らしを垣間見れる本書籍に尊敬の念が湧いた。
楽しく暮らすことは生きること。暮らすことをおざなりにしないきっかけをもらえました。
(書籍情報:https://www.amazon.co.jp/dp/4106022281?th=1&psc=1&linkCode=ll1&tag=honnoakari-22&linkId=9bb7c17a57f853d73ff3618379a4933c&language=ja_JP&ref_=as_li_ss_tl)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
清潔で真っ直ぐに生きた人の姿勢がゆるぎなく見えてくる本。ただ暮らしを楽しむ存在になるまでに五十年かかった、ということばが重い。案外、そんなものなのかも知れない。
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スクリーンの中で、パリッとカキッとした美しさを放っていた高峰秀子。
その美しさは、暮らしの中では「潔さ」となって輝いていたようです。
幼いころからほしいものは自分で稼いだお金で買っていたから、一ミリたりとも妥協したものを置きたくないそうで、夫の松山氏からのプレゼントも取り換えにいったという逸話は、やはり高峰秀子の人並み外れた才能の一端を表しているのでしょう。
「高峰の生き方は、暮らし方と寸分の違いもなかった」と養女に言わしめる高峰秀子の整いぶり、もっともっとビジュアルで見せてもらいたかったことだけが残念。
いつも思うのは、養女の斎藤明美さんの粘着ぶりが怖いこと。
人について書き記す時、そこに必要なのは愛情と、適度な距離感。斎藤さんには距離感が無いように見えます。
高峰秀子が本当に素晴らしい人だったのだと思いたいけれど、斎藤明美さんの視点がどこまでニュートラルなのだろうかと疑ってしまうような思い込みの強さも感じてしまいます。
もっとも、松山氏とも良好な関係を築いていたようですので、家族としてうまくいっていたのだろうと思うとホッとします。 -
ヤバい!デコちゃん可愛い!!芯があって、ブレがない!
そして、ユーモアがあってセンスがいい!素敵~~♡
厳しいけど優しい。内面が美しいのね、きっと。
終わりの方・・・めっちゃカワイイ猫ちゃんの写真も♪
デコちゃんと一緒に、双子の猫ちゃんにメロメロですw -
あまり高峰秀子という人を知らなかったのだが、この本を読んで、ファンになった。暮らしぶりやエッセイが洒落ていて、とても素敵。今度はエッセイを読んでみたくなった。
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BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“あの人が買う本”で登場。BSフジ「原宿ブックカフェ」のコーナー“あの人が買う本”で登場。
http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/highlight/18.html
「高峰秀子さんという方は本当に素晴らしい方でね・・・こういう方が残されたエッセイとかはすごく読みたいんです。」と、柴田理恵さん
原宿ブックカフェ公式サイト
http://www.bsfuji.tv/hjbookcafe/index.html
http://nestle.jp/entertain/bookcafe/teaser.php -
亡くなった高峰秀子さんの凛とした夫婦の暮らしを、素敵な写真と、軽妙なエッセイで紹介する好著。とてもいい本です。
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高峰秀子好みのものが、カラーで鑑賞できる。「コットンが好き」を読めば、まあいいかな、という気も。