謎解き ヒエロニムス・ボス (とんぼの本)

著者 : 小池寿子
  • 新潮社 (2015年4月28日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106022586

作品紹介

異形の生き物、不思議な建築。大画家はなぜ、こんな奇想天外な絵を描いたのか!? 偽りの楽園で快楽に耽る男女。阿鼻叫喚の地獄を跋扈する怪物たち。聖人と魔物の息詰まる戦い。500年前に描かれた人類の罪と罰の一大パノラマは、一体誰のために、何の目的でつくられたもの? そして謎多き画家の素顔は――? プラド美術館の《快楽の園》を始め、最新研究にもとづき真作とされた全20点を徹底解剖。

謎解き ヒエロニムス・ボス (とんぼの本)の感想・レビュー・書評

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  • ボスの真作と断定された20の作品群を、その周囲の絵も注釈を入れながら丹念に読んでいく本。

    「快楽の園」の植物や異形のものや透明性を帯びた構造物など、まるで未来を幻視していたのではとぼんやりと想像していたが、
    実は当時の別の絵画やスケッチに、いまでも驚嘆するほど異様なイメージがあふれており、それをまた異様な想像力とコラージュ能力で組み合わせたものであることがわかった。
    つまり私は、ルネサンス以降や印象派などの常識に浸されている。
    だからこそ、ボス、ブリューゲル、ファン・エイクなどに眼を奪われてしまうのだ。

    とまれボスの描く異形たちはどことなく愛らしい。
    飽きない。

  • サラっと読み。
    ヒエロニムス・ボス の真作全20点についての解説書。
    コンパクトにまとめられていて、
    美術や宗教、歴史に疎い自分でもなるほどと読めた。
    全編オールカラーなのが嬉しいところ。

  • 「ベルギー 奇想の系譜展」にて。

  • ボスの真作の少なさに驚くと共に地獄絵の発想が飛び抜けてて好きです。

  • プラド美術館で一番気になってた絵だったので。
    なんかピンクっぽくてキモかわいい系でよくわからないけど好き。
    だったものがこういう意味合いとか時代背景があるんだとわかって非常に面白かった。

    ポスターとか自宅に飾りたい。

  • 「快楽の園」だけではない。人ならざるものの造形、人の持つ業を描く力。時を超えた異才。

  • 中世オランダの画家の全20点!の解説本。昔は「ボッシュ」と呼んでいた。地獄絵好きにはどストライク。造形の変態ッぷりぱねぇ。でも描写力ある。いろいろ模写したくなるな〜。

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