思わぬ出会いに心ときめく パリの小さな美術館 (とんぼの本)

制作 : 芸術新潮編集部 
  • 新潮社
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本棚登録 : 144
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106022869

作品紹介・あらすじ

ここには、とっておきのパリ時間があります。ルーヴルもオルセーも大好き。ポンピドゥも行きました。そんなあなたにお薦めする個性派ミュゼをたっぷり紹介。街中にひっそりたたずむ歴史ある邸宅や元修道院。ちょっと足を延ばして郊外の現代アート系や古城美術館へ。二度目三度目のパリでは、住人たちがこよなく愛する“ふだん着の美術館”で、かけがえのない時間を過ごしてください。

感想・レビュー・書評

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  • 図書館でみつけて美しさに感激しました。
    パリの23の美術館がとても美しい写真と文章で紹介されています。
    パリ通の、原田マハさん、川内倫子さん、都築響一さん、鹿島茂さん、隈研吾さんの五人の方のガイドもあります。

    原田マハさんは「ルーブル?あそこは、夜に行く美術館でしょう?」「パリに行くのが二度目かそれ以上なら、ルーブル美術館は夜、行くに限る」とおっしゃっています。
    どの作品を日中みて、どの作品を夜みるべきか教えてくれます。
    私は、昼も夜もパリに行ったことはありませんが、写真で夜のルーブルのガラスのピラミッドをみると、とても美しいしか言いようがありません。

    川内倫子さんが紹介されている、メゾン・ジャン・コクトーの礼拝堂もとても素敵な装飾がしてあり、憧れました。

    他に行ってみたいと思ったのは、シャンティイ城コンデ美術館のお城の美術館。
    建築文化財博物館の天井画もとっても素敵。

    私にとっては一生行くことがたぶんない世界が、この一冊の本の世界に詰まっています。
    パリの美術館をみに行かれる方は、絶対持っていて、損のない美しいガイドブックです。
    裏表紙には、もちろんパリの地図がついています。
    2019年1月刊ですので、最新情報です。

    ただし、オルセー、オランジュリー、ポンピドゥなどの、ルーブル以外の有名な美術館は載っていないので、そこへ行かれる方はご注意ください。

  • パリ通たちがこよなく愛する美術館の写真入り紹介本。
    特に原田マハさんオススメの「夜ルーヴル」には是非とも行ってみたい。
    ルーヴル美術館はおろか、パリにさえ一度も行ったことのない私ではあるけれど、マハさんのように10ユーロ札を無造作にポケットに突っ込んでこなれた感じで。
    昼間の明るい美術館と違い、夜の美術館の妖しい雰囲気を体験したい。

    建築家・隈研吾さんオススメの「アルベール=カーン美術館」も日本庭園が見事にマッチしていてとても素敵。
    フランスの中にある「小さな日本」は存在感を発揮していて日本人としても誇らしい。

    パリにある美術館は建築物としてもとてもお洒落で、階段や窓といった建物内部はもちろん、周りの景色とのコラボレーションはそれ自体がうっとりする程の芸術作品だ。
    散歩している途中にふらりと気軽に立ち寄れる、小さくとも本格的な美術館が街のあちらこちらに在ることはほんとに羨ましい。
    そして何より「パリ通」と呼ばれる人種になってみたい。

  • メジャーどころはまわった人向けに、2度目3度目のパリでおすすめのミュゼを紹介。
    「ほんとうは教えたくない23の美術館」と、作家たちによる「パリ通たちの偏愛美術館」。

    フルカラーの写真たっぷりで、眺めているだけでも楽しい。

    アラブだったり、東洋だったり、現代アートだったり。
    パリの美術館というと、古いヨーロッパの作品というイメージだが、幅広く紹介されている。

    個人的には、美術品よりも、建築や内装に興味が。
    邸宅やお城を展示スペースにした美術館に惹かれる。

    工芸技術博物館の発明品と、カルナヴァレ美術館の看板の部屋は、見てみたい。

  • 原田マハ他4名がパリの数々の美術館を紹介してくれるとんぼの本。超有名なルーブル美術館を楽しむ隠れた裏技。ベル・エポックや看板など芸術の王道からちょっと離れた楽しいミュゼ。コレクターであった貴族の邸宅が元の美術館は、絵画だけでなく建築もインテリアもゴージャスでハイセンス。どれも私たちの日常とはかけ離れた空間で、異世界の光景のよう。長年1番行きたい国はイタリアだが、それに劣らずフランスにも行きたい想いがより強くなった。

  • パリはやはり街全体が美術館のよう。いつか行ってみたいところがたくさんでした。

  • そもそもルーブルに行ったことがないのだけれども(その昔フランスを訪れたとき改修工事か何かで入れず建物を見ただけという悲しい思い出)、夜のルーブル美術館、行ってみたい。
    モローの美術館も行ってみたいです。
    パリ…いいなぁ。奇しくもこれを読む少し前にウディ・アレンの「ミッドナイト・イン・パリ」を観たので、縁日美術館は特に印象に残リました。

  • しまった!芸術新潮と云うとっても手強い輩が相手だった。パリなんぞトランジットで空港へ降りたことが数回あるだけなのであった。すまぬ。m(_w_)m

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著者プロフィール

原田マハ(はらだ まは)
1962年東京都生まれ。小6から高校卒業まで岡山で育つ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。馬里邑美術館、伊藤忠商事株式会社、森美術館設立準備室、ニューヨーク近代美術館での勤務を経て、2002年よりフリーのキュレーターとなる。2005年小説化デビュー作の『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞。2012年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞、『キネマの神様』で第8回酒飲み書店員大賞をそれぞれ受賞。2013年には『ジヴェルニーの食卓』で第149回直木賞候補、2016年『暗幕のゲルニカ』で第155回直木賞候補となる。2017年『リーチ先生』で第36回新田次郎文学賞受賞。2019年『美しき愚かものたちのタブロー』で第161回直木賞候補に。

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