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Amazon.co.jp ・本 (144ページ) / ISBN・EAN: 9784106023064
作品紹介・あらすじ
つぎの国宝仏はこの中に!? 仏像ファン必携の画期的ガイドがついに誕生。「国宝クラス仏」とは、まだ国宝にはなっていないけれどいずれなっても不思議ではない、優れた仏像のこと――。飛鳥から桃山まで、東北から沖縄まで。歴史的に興味深く、造形的に魅力溢れる33件を、美しい写真と最新の学説を踏まえた解説でご案内。本書片手に、思わぬところにおわします仏さまたちに会いに出かけよう。
みんなの感想まとめ
国宝クラスの仏像を探求する本書は、まだ国宝に指定されていないが、その価値が認められる仏像33選を美しい写真と共に紹介しています。著者が選んだ仏像は、歴史的な背景や仏教文化の流れの中での位置付けが丁寧に...
感想・レビュー・書評
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現在金沢文庫主任学芸員である著者が選んだ、国宝にはなっていないが、いずれなっても不思議ではない仏の33選。特徴を表した写真もさることながら、時代背景や仏教文化の流れの中での位置付けなども加えてくれているので、宗教や芸術としての学びになった。
国宝とは、国の重要文化財の内、世界文化の見地から価値の高いもの、たぐいない国民の宝たるもの、のことで、文部科学大臣が指定。令和6年(2024)2月現在、重文は13446件(国宝を含む)、国宝となるとさらに1割以下の1137件に過ぎないらしい。部門別に見ると、工芸品や書跡・典籍、あるいは絵画に比べても彫刻(若干の近代彫刻を除き、ほぼ仏神像)は厳選で、重文2732件に対して国宝はわずか140件、つまり5%。まだまだ増える要素がある。
どんな仏像が国宝に指定されるのか。
筆頭はまず、歴史的な重要性と突出した造形性を兼ね備えたもの(良好な保存状態も必須)。例えば法隆寺の釈迦三尊像、薬師寺の薬師三尊像、興福寺の十大弟子・八部衆立像、東大寺三月堂(法華堂)の諸仏、平等院の阿弥陀如来坐像等。
一方近江・渡岸寺観音堂(向源寺)の十一面観音菩薩立像、大和・室生寺の釈迦如来坐像等、由緒はさておき圧倒的な造形の力で国宝になるものもあると言う。
どれも素晴らしい仏像で訪れたくなるが、時代や作者による特徴があることも記載されているので、そう言う視点も加えて見ていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
国宝級の仏像、と言う事で、あまり見た事がない仏像を紹介している。例えば、ほとんど外見が残されてない石仏、伊豆半島の木彫仏は写真NGではないかと言う程損壊してゾンビ(失礼)みたいなのとか、、近くに行った時には立ち寄りたいと思った。
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ビジュアルブックとして楽しめました。
アクセス方法もしっかり記載されているので、ガイド本としても〇です。
国宝とそうでないもの、どのような基準で国宝ではないのか。
国宝でなくとも素晴らしいものは素晴らしい。
個人的には東寺の薬師三尊像は是非国宝になって欲しいです。
十二神将たちも素晴らしいので。 -
つぎの国宝仏はこの中に!? 仏像ファン必携の画期的ガイドがついに誕生。「国宝クラス仏」とは、まだ国宝にはなっていないけれどいずれなっても不思議ではない、優れた仏像のこと――。飛鳥から桃山まで、東北から沖縄まで。歴史的に興味深く、造形的に魅力溢れる33件を、美しい写真と最新の学説を踏まえた解説でご案内。本書片手に、思わぬところにおわします仏さまたちに会いに出かけよう。
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国宝であるかどうかは別として、あまり知られていない仏像の情報がちゃんとした写真付きでみられるのが良い。個人的には半分ぐらいが知らなかった仏様。割と近くの巣鴨の勝林寺の平安初期の釈迦如来坐像など知らなかった。次の春の彼岸には、遠目にはなるようだがぜひ拝観したい。あと、私の推し仏である東博所蔵の宝慶寺十一面観音龕が載っているのはうれしい。
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多忙で心がザワザワしてるときに癒しを求めて手に取った本。日本史の知識が無さすぎて凹んだけど、表情豊かな仏像に惹かれる。こんなに個性的な仏像があるとは、、今まで気付かなかった。法隆寺の観音菩薩像が1番好き。
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<目次>
略
<内容>
全国の仏像(ほとんどが重文だが)で、次の国宝候補と著者が思うものを33ピックアップしたもの。著者は県立金沢文庫の学芸員で、仏教美術史が専門。1つ1つは短いが、結構専門的に、仏師やその系統、地域的なものや歴史的な説明が並ぶが、多くが見に行けるのもGOOD!(それも載っている)。勉強になるし、写真もいい!
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