二十世紀から何を学ぶか 下: 一九〇〇年への旅 (新潮選書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106035821

感想・レビュー・書評

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  • よく言われる歴史の裏側を少し覗ける書。知られている歴史にちょっと疑問が生じたら、ひもといて見ると良いかもしれない。

  • 20世紀という時代は、アメリカの世紀・戦争の世紀であった。
    また、民族の世紀、独立の世紀であった。

    アメリカ一強の世界秩序の構築。
    帝国主義の伸張による、民族主義・国民主義の広がり。

    こうした時代背景の中で、日本人は始めて日本人であることを強く意識し、新渡戸稲造、岡倉天心・内村鑑三が日本人を省察した著書を著していく。

    米・日・中の20世紀を代表する人々に焦点を当て、何を想い、行動してきたのか、そこから20世紀の本質に迫ろうとする力作。

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著者プロフィール

1947年生まれ。早稲田大学大学院政治学研究課程修了後、三井物産入社。調査部、業務部を経て、ブルッキングス研究所に出向。その後三井物産ワシントン事務所所長、三井物産常務執行役員等を歴任。現在は日本総合研究所会長、多摩大学学長。著書に『人間と宗教』『日本再生の基軸』(岩波書店)、『ユニオンジャックの矢~大英帝国のネットワーク戦略』『大中華圏~ネットワーク型世界観から中国の本質に迫る』(NHK出版)、『若き日本の肖像』『20世紀と格闘した先人たち』(新潮社)他多数。

「2022年 『ダビデの星を見つめて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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