地球システムの崩壊 (新潮選書)

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  • 新潮社
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レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106035883

作品紹介・あらすじ

月面着陸という快挙、宇宙の辺境への探査…人類はかつてない高度な文明を築き上げた。しかし皮肉にも、物質的な豊かさは地球温暖化や人口爆発など、人類の存続を脅かす問題をもたらした。我々は生き延びるために何をすべきか。深刻な課題の本質を地球システムのなかで捉え、宇宙史、地球史、生命史とともに解明する、知的刺激に満ちた文明論。

感想・レビュー・書評

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  • 人類は地球システム中の物質やエネルギー循環を早めることで豊かさを手に入れ、右肩上がりの経済を共同幻想として抱いて二十世紀を過ごしてきた。しかし、実際には人類は地球システムの循環を乱したに過ぎず、現在さまざまな環境問題が生じている。

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  • マクロな視点で宇宙・太陽系・地球を語る。けっこう面白いことも書いてあるが、マクロすぎるのか少し散漫な印象。

    地球を構成する物質圏に、人間圏が登場し、エネルギーや物質の循環を加速&擾乱しているという見立て。

    後半はアストロバイオロジーの話題で、タイタン、エウロパ、K/T境界層などが登場。

  • 温暖化や人口爆発など、21世紀が抱える深刻な課題の本質を地球システムのなかで捉え警告を発する文明論。
    本年の毎日出版文化賞・自然科学部門受賞の書。

  • 前半は少し固い調子だが、後半は旅行記である。アストロバイオロジーという言葉が目新しい。教師になるための教養書であろう。文系のヒトへのオススメ。

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著者プロフィール

1946年生まれ。東京大学理学部地球物理学科卒業、同大学院博士課程修了。東京大学名誉教授、千葉工業大学惑星探査研究センター所長、理学博士。専門は比較惑星学、アストロバイオロジー。著書に『地球進化論』『地球・46億年の孤独』『惑星科学入門』『地球・宇宙・そして人間』『1万年目の「人間圏」』『地球倫理へ』『宇宙からみる生命と文明』『宇宙人としての生き方』『地球システムの崩壊』『再現!巨大隕石衝突』『天体衝突』ほか多数。

「2015年 『宇宙誌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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