- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106036071
作品紹介・あらすじ
社会で重んじられる人になるために必要なのは、ただひとつ、他人の心がわかること。人の最高の喜びは周囲から認められること。それでは、平成の世の日本で、悔いのない人生を送るにはどうしたらよいのか?「人と人」「組織と人」「言葉と人」「本と人」「国家と人」について、深い人間観察を六百余字に凝縮した現代人必読の人生論。
感想・レビュー・書評
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他人の気持ちを的確に理解出来る人を人間通という。普段の行動を振り返り、反省する事が多い。この本の事柄に学びたい。
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研ぎ澄ました言葉で人間の根幹を解き処世術となる書。少々肩苦しいが読みやすい文体、人間の本性を丸裸にする。このような論文は本でしか触れることができないし、読書の有益な面の新たな発見となった。人と人、組織と人、言葉と人本と人が特に参考になり、読了後に再度読み返したが人間通とは主張せず、相手を褒め、付け入られないバランスを保つことなのではと、考える。
折につけ悩んだときに読みたい人生訓。 -
教養を感じる。
語彙、人間の機微などの深さを感じた。 -
人と人、組織と人、言葉と人、本と人、国家と人。
それぞれの大きなテーマのなかに、いくつもの小さなテーマに基づいた著者の考えや想いが、数百字程度で簡潔に述べられています。
一つひとつは短い文章ながら、重さ・深さ・切れ味が、非常に心に残ります。
人、組織、国家の奥底に流れる、見えないながらも、古来変わらぬ摂理。
できるだけ朗らかに、できるだけ幸せに歩んでいきたいそのすじみち。
そんな道を、さまざまに照らしてくれる明かりが本書に散りばめられているように思います。
またそのうちに、再読しよう。 -
言葉を大事にして書かれている。これだけの語彙があるのはほんとにすごい。
様々な事柄、人を理解するのに必要なこと、に対して著者が短く解説している。ユーモアと辛辣さを持つのが本当の大人なのかも。 -
人間を煎じ詰めていけば、最後に残るのは欲である。人とはなにか。人と人との関係、組織と人との関係、言葉と人との関係、本と人との関係。それらを示し、人の心に迫る。
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可愛げの次に人から好まれる素質、それは、律儀、である。
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人と人とのお付き合い方に関する、「名言・箴言の数々とその解説」と、「猿でもわかる的なよくあるノウハウ本」の中間ぐらいの本。「人と人」「組織と人」「国家と人」などのテーマで、それぞれ具体的な事例等を600時前後でまとめている。一つ一つの事例はわかりやすく、納得できるものばかり。今時の若い人が、大人を理解するために読むのにちょうど良い。個人的には、単語や文章表現が洗練というか成熟しているというか、真似したい技術だと感じた。
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難しくて全ては理解出来なかったけど、なるほどなあ!と気付かされる事が多かった。まさに目からウロコでした。人間の本質や社会の仕組みが分かって、明日から生き方や価値観、人間関係や物事の見方が変わりそう。何回も読み返したい。
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人間観察記
ソフト
道徳や倫理とは別