斎藤茂吉 異形の短歌 (新潮選書)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106037412

作品紹介・あらすじ

とても変なのに、たまらなく面白い! 茂吉短歌の怪物的魅力を読み解く。茂吉の短歌は素朴なリアリズムではけっして理解できない。その本質は大胆な造語、文法からの逸脱、日常がそのまま非日常と化してしまう異様な写生術にこそある。にもかかわらず、代表作「死にたまふ母」が現代国語の定番教材となったのはなぜか。茂吉ワールドの謎を、教科書的鑑賞から遠く離れて、平易かつ精緻に解き明かす。

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著者プロフィール

1959年群馬県生まれ。東京大学人文科学研究科博士課程単位取得修了。聖心女子大学文学部教授などを経て、現在東京大学教授(大学院総合文化研究科)。主要著作:『万葉集の発明 国民国家と文化装置としての古典』(新曜社、2001年)、『斎藤茂吉 あかあかと一本の道とほりたり』(ミネルヴァ書房、2010年)、『斎藤茂吉 異形の短歌』(新潮選書、2014年)、『「国書」の起源 近代日本の古典編成』(齋藤希史との共著、新曜社、2019年)。

「2023年 『万葉集と帝国的想像』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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