モナ・リザは高脂血症だった: 肖像画29枚のカルテ (新潮新書 35)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106100352

感想・レビュー・書評

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  • 絵画他、いろんな記録から、病状とかを推察する。
    かなり妄想入ってる感じだが、当たらずともと言うところなのかな。
    太閤殿下が、多指症で、それが肖像画からも読み取れると言うのは驚いた。

  • ━─━─━─━─企画展示─━─━─━─━
         ふりかえる夏さきどる夏
    ━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

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    ━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─

  • 配置場所:摂枚普通図書
    請求記号:280.4||S
    資料ID:95050409

  • 新書文庫

  • 読書録「モナ・リザは高脂血症だった」3

    著者 篠田達明
    出版 新潮社

    p98より引用
    “綱をぐるぐる巻きにした上に座る道真は目を
    みひらき、歯噛みしていきどおる。一方の手に
    にぎりしめた笏を他方の手で抑えつけ、全身に
    怒りをみなぎらせる。いまにもぶちぎれそうな
    生々しい画像である。”

    目次より抜粋引用
    “あの「名作」に隠された"病い”
     壮絶なる戦国武将たちの肖像
     贅沢病ぞろいの平安・鎌倉
     江戸っ子たちの"生活習慣病"
     西洋からの"病気カルテ"”

     医師であり作家である著者による、歴史上の
    人物たちの肖像画を医学的に見た一冊。
     モナ・リザからセザンヌまで、肖像画にわず
    かに表れる特徴を読み取って、描かれたモデル
    の持病や症状を推察しています。

     上記の引用は、菅原道真公の肖像について描
    かれた項での一節。掲載されている肖像画を見
    ると、ほとんどの人が見ても、この人は怒って
    いるということが分るような、憤怒の形相で
    す。梅の木も雷が自分の上に落ちるのが嫌で、
    飛んでいったのかもしれないなと思えてきま
    す。
     世の中のお医者さんが、こうして見て触ると
    いうような簡単な方法で、病気を特定出来るよ
    うな人ばかりであったらいいのにと思います。

    ーーーーー

  • 秀吉、指6本だったんだ..

  • 001.初、並、カバスレ、帯なし
    2011.7.26.津BF

  • [ 内容 ]
    多指症で劣等感に苛まれていた秀吉、急性驚愕反応に襲われた家康、高血圧症の信長、ジャイアント馬場顔負けの巨人である宮本武蔵、重度の糖尿病だった藤原道長、男性型脱毛症に悩むセザンヌ、アレクサンダー大王は筋性斜頚、“ヴィーナス”の外反母趾、「四谷怪談」お岩は上顎癌だった―。
    歴史上の人物たちを、残された肖像画をもとに、現代医学の見地から診断してみれば、アッと驚く素顔が見えてくる。

    [ 目次 ]
    第1章 あの「名作」に隠された“病い”(モナ・リザは高脂血症;宮本武蔵の巨人症 ほか)
    第2章 壮絶なる戦国武将たちの肖像(秀吉の先天性多指症;驚愕反応に襲われた家康 ほか)
    第3章 贅沢病ぞろいの平安・鎌倉(菅原道真の爆発反応;重度の糖尿病に悩んだ藤原道長 ほか)
    第4章 江戸っ子たちの“生活習慣病”(九代将軍・家重のアテトーゼ;ニコチン中毒だった平賀源内 ほか)
    第5章 西洋からの“病気カルテ”(濃化異骨症、梅毒、アルコール依存症のロートレック;ドラキュラのポルフィリン症 ほか)

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    [ 参考となる書評 ]

  • 歴史上の有名人物の意外な一面が医学的見地から明らかに…!

  • 歴史上おるいは空想上の有名人の肖像画などから、彼ら彼女らの持病を現代医学的に診断してしまうという、医学遊戯(?) モナ・リザの高脂血症、バテシバ(レンブラントの作品)の乳がん、ビーナスの外反母趾や妊娠線のように、一目瞭然の話題はニヤリとしてりまう一方で、イメージ先行型の診断(信長の高血圧)があったり、強引なコジツケ診断(見返り美人の強迫症状、ドラキュラのポルフィリン症)もあって、なかなか楽しい読み物だ。

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著者プロフィール

篠田達明〔愛知県医療療育総合センター名誉総長〕

「2020年 『秀吉の六本指/龍馬の梅毒』 で使われていた紹介文から引用しています。」

篠田達明の作品

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