40歳からの仕事術 (新潮新書 58)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106100581

感想・レビュー・書評

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  • 限られた時間の中で、捨てることを戦略的にやって行きたいと思った。5cは使えるかもしれない。

  • 小説仕立ての自分変革本。くたびれかけた45歳次長が変わってく様は、そこらのビジネス本より心に残った。これぞストーリーの力やねえ。

  • 会社のためでなく、会社を舞台として、一人の人間が生きていくことを描いた経済小説だ。

    ステイクホルダー(利害関係者)という言葉は、CSR(法人の社会貢献)経営などでなじみ深い言葉だが、本書では、それを社内の人間関係や自分の人生、家族にまで敷衍している点が面白い。

    時間管理の方法やPPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)を個人にも応用する点も同様だ。

    MBA(経営学修士)課程で企業の戦略研究として開発された手法が、個人の人生での戦略手法としても親和性が高いことを示してくれた点で、39歳の私にとって、本書はバイブルとまではいかないが、多くの示唆を与えてくれる。

    人物設定、構成も的確で、すいすいと読める本である。

  • 自分で考えていかねばならない。できない人間は取り残されていっていまうのかな。

  • 分析技術、コミュニケーション技術について、勉強になりました。常に成長を意識していきたいです。

  • ドラマ仕立てでストーリーを進めることで読みやすくなっている。
    戦略アプローチを実践的に取り入れる方法論が中心。40歳代のビジネスマンへのエールを込めた書。

  • 何を捨てるか
    得手を伸ばす

    自分で考えるー実践ー実績を上げる
    →実体、具体的、人間の息遣い、感動

    真実を探求する態度

    あくまでも手段
    ・経営学の用語やコンセプト
    ・論理、右脳に映ったイメージを他人に伝える

    ×新聞、雑誌、経営本
    恋愛心理学

    過去と他人の意見は捨てる

    結論から

  • (2011年6月24日から読書開始)
     地下鉄で見た読んでみたい本を検索していた際に見つけてつい購入してしまった一冊。タイトルは「仕事術」となっているが、単にこの枠にとらわれずに多くのことを学ばせてもらった。文句なしの評価「5」の本だと思う。
     本書中の主人公同様、自信を失いかけていた自分自身に対して、力強いエールと今後の行動指針をもらったような気がした。
     他の方も書かれていたが、非常に深い内容なので、何回も読み返して、今後の行動規範としたい。

  • [ 内容 ]
    学習意欲はあるが時間はない、いまさらMBAも業腹だ。
    既定路線をひた走る先輩と、学習に投資する余地のある後輩に挟まれた、迷える40代ビジネスマンよ、決起せよ!
    英語学習法、考える技術、分析、コミュニケーションに時間管理―。
    貫徹した「戦略」の視点に立って、同世代の筆者が第一線の経験とMBAのカリキュラムから、40代の豊富な蓄積を活かすスキルを「いいとこ取り」で伝授する。

    [ 目次 ]
    序章 終末と始まりの予感
    第1章 MBA不要論
    第2章 自立するための思考法
    第3章 本質をえぐる分析技術
    第4章 メッセージを売り込め
    第5章 自分を変える戦略
    終章 決断

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 2008年01月13日 22:36記載:

    40になる前に読んでも大変役に立つと思います。

    ストーリ仕立てで読みやすく、簡潔で分かりやすい
    いい本だと思います。

    例を挙げると
    ・戦略的英語学習法
    ・「事実は知るべきである。しかし意見は有害である」
    ・経営に全く関係ないと思われる哲学や宗教、心理学を
     学ぶことの意義(異分野からの刺激)
    ・時間資源の最適分配
    などでしょうか。


    新鮮な内容で面白いです。
    40歳どころかアンダー30にもオススメしたいです。


    本書を通してコンサルタントに対するイメージは
    良くなりましたが、直感を大切にする
    (良く言えば)僕にはあんまり向いてないかな、
    やっぱ。



    ストーリーの冒頭。
    仕事ですっかり弱気になった主人公に対して元同僚
    であり友人であるコンサルタントはこう言いました。

    『ようするに、君の自信喪失の原因は3つに因数分解
    できる。・・・今の君には、「意識」「戦略」「技術」の3つの分野で問題がある。』と。

    ロジカルすぎてちょっと笑った。

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著者プロフィール

1958年、東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。東京銀行(現・三菱UFJ銀行)入行。シカゴ大学経営大学院にて修士号(MBA with honors、全米成績優秀者協会会員)取得。
1990年、ボストン・コンサルティング・グループ東京事務所入所。A.T.カーニー東京事務所マネージング・ディレクター・極東アジア共同代表、
ベイン・アンド・カンパニー東京事務所代表パートナーなどを歴任。現在、山本真司事務所代表取締役、立命館大学経営大学院客員教授(戦略コンサルティング論)、
静岡県サッカー協会評議員、慶應義塾大学大学院非常勤講師。
著書に、『40歳からの仕事術』(新潮社)、『30歳からの成長戦略』(PHP研究所)、『20代 仕事筋の鍛え方』(ダイヤモンド社)、『会社を変える戦略』(講談社)、
『35歳からの「脱・頑張り」の仕事術』などがある。

「2013年 『ビジネスで大事なことはマンチェスター・ユナイテッドが教えてくれる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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