川柳うきよ鏡 (新潮新書)

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  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106100659

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    「アパートに母は来ました女いた」―川柳は“笑いの文芸”であります。
    そして浮世のさまざまな出来事や人々の思いを映す「鏡」であります。
    俳名・変哲こと小沢昭一は幼少のみぎりより落語や川柳に親しみ、「役人の子はにぎにぎをよく覚え」などという有名句に唸っておりました。
    本書は『小説新潮』誌・川柳欄への読者投稿句、九年分をまとめたものです。
    皮肉、諧謔は川柳の身上。
    大いに笑ってください。

    [ 目次 ]
    平成六(一九九四)年 ワープロは打てると人に言いたがり
    平成七(一九九五)年 戦争をやめさせるため戦争し
    平成八(一九九六)年 小便へ代理は利かずこたつ板
    平成九(一九九七)年 改革はオレに学べと言う下着
    平成十(一九九八)年 不景気も静かでよろし雪積もる
    平成十一(一九九九)年 腰曲げて余生に馴染む足場組み
    平成十二(二〇〇〇)年 図書館で一番人気はスポーツ紙
    平成十三(二〇〇一)年 さてどこが違うの二十一世紀
    平成十四(二〇〇二)年 前文が立派でこんなに苦労する

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著者プロフィール

1929年、東京に生まれる。俳優。新劇・映画・テレビ・ラジオで幅広く活躍。民衆芸能研究にも力を注ぎ、それぞれの分野で数々の賞を受賞。著書に『ものがたり 芸能と社会』『放浪芸雑録』(以上、白水社)『小沢昭一──百景』(全6巻、晶文社)『俳句で綴る変哲半生記』(岩波書店)など、CDに『夢は今もめぐりて──小沢昭一がうたう童謡』(ビクター)『唸る、語る、歌う、小沢昭一的こころ』(コロムビア)など、著作多数。2012年、逝去。

「2013年 『芸能入門・考 芸に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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