知床に生きる: 大船頭・大瀬初三郎とオホーツクの海 (新潮新書 144)
- 新潮社 (2005年11月1日発売)
本棚登録 : 25人
感想 : 5件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106101441
感想・レビュー・書評
-
知床の自然と共存するように漁に勤しむ。
船頭の人生には地域の人からの必要性と言う縁あっての巡り合わせも影響を受けていた。
北海道の生態系には、シカとヒグマが大きく関係しているが、シカの大食漢にすっかり翻弄されている。
一度変わってしまったものは元には戻らないかもしれない。
動物だけでなく草木も影響されるからだ。
長い冬と短い夏を上手に暮らし知床に生きる人たちの
素朴な生活を垣間見る。
思いがけず出会った書であったが、読みやすく心にすっと入ってくる良書であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示