超バカの壁 (新潮新書 (149))

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2220
レビュー : 230
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106101496

感想・レビュー・書評

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  • 大ベストセラーエッセイの「バカの壁」の第2弾。東京大学医学部出身の医師である著者は、一見ひねくれた偏屈オヤジだが、言っていることは案外やわらかい。
    彼の主張は一貫していて、物事を一元的に見たり判断すると損をするよ、ということ。違う角度から、もしくはファジー(死語)にとらえることによって、様々なストレスを回避することができる。また、都市化が諸悪の根源である。
    たとえば、ニートを非難する声があるが、ニートになれるのはごく一部の特権階級であり、進んで落ちこぼれてくれているのだから感謝すべきである、など。目からうろことまでは言わないが、なるほどね、と思わせる議論がある。
    とても平易な文章で書かれているので、読みやすい。

  • 少子化問題、テロ問題など、様々なテーマについて、養老先生の考え方が紹介されている本。
    基本的には『バカの壁』と同じ主張です。

  • 「バカの壁」に引き続き読了。前作で書かれていた内容に関して、現代の日本に内在する諸問題をテーマに、養老氏の独白を文章にした体でまとめられている。子どもの存在に重きを置かない社会である以上、いくら種々の政策を講じたところで、少子化の諸問題が解決されることはないという主張は、その通りだと思う。現代人が抱える諸問題が「都市化」に起因するという考えも都市に住む自分としては、同意できる点が多かった。

  • 世界の中の疑問に対しての著者の考えをストレートに表現していて、新たな考え方を得た部分は多かった。論理の展開に強引な所もあるが、そこは議論する場所として、筆者があえて残しているような気がする。

  • <図書館の所在、貸出状況はこちらから確認できます>
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=231564

  • この人の本は正直さに惹かれる部分がある。嫌な感じもしない。文章が心に入るのは自分自身も似たような意識をどこかで持っているからか。戦争を経験している人の言葉は、大事にしたい。

  • これでこの人の本はぶっつづけて三冊読みきったことになる。
    バカの壁と死の壁が面白かった。
    この本はバカの壁の続きという感じ。
    やはり専門分野の医学の話がきけると面白い。

  • 「バカの壁」シリーズ第3弾。
    だいぶこの著者である養老孟司氏の考え方が分かってきた。大多数の事例で共感。
    表現が少し過激と感じる人もいるかもしれないが、1つの『人間に関する考え方』として、みんな読んでも良いんじゃないかと思う。
    矛盾もないし、一貫している。一言では言い表しにくいが。

  • あー、私の周りにも馬鹿の壁が立ち並ぶ。

  • 数えてみたら養老先生関係の本が30冊になった。もうそろそろ卒業かな。今回は具体的に実際の問題ばかりを扱っている。だからといって、こうすれば世の中よくなる、なんて方法はない。結局は読者がそれぞれ、養老先生の考えをヒントに自分の頭で考えて行動するよりほかない。若者の仕事選びについて書かれたくだりが面白い。みな自分にあった仕事を探しているという。しかし、20歳代そこそこで自分がわかっているはずがない。自分にあった仕事など見つからない。仕事というのは世の中の穴を埋めるということ。自分にぴったりあった穴などそうそうない。とりあえず目の前にある穴を埋めてみる。穴が開いたままだと危ないから。世の中のため、誰かのために貢献できて、それでお給料をもらう。それが仕事。それでいいではないか。自分自分というのはちょっとよしてみたらどうだろう。

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著者プロフィール

解剖学者

「2019年 『世間とズレながら、生きていく。(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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