超バカの壁 (新潮新書 (149))

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レビュー : 230
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106101496

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号: 304||Y
    資料ID: 91051638
    配架場所: 工大新書A

  • 筆者前書きの通り、単発、短編集。後書きで記者の書いたものを補正と白状しているが、以外と楽しめ、一気に読める。

    解剖への批判に対する反論等一部思考に乱暴な部分はあるが、(老害か?)いつものように歯切れよく、常識に対する疑問、意見をぶつけており、現代人の凝った脳をほぐしてくれる。

    テレビは子供に毒だ、の一般常識に関しては小生も疑問を持っていた。

    まずデータの取り方があいまい若しくは恣意的であること。最初に結論ありき、のNHK の姿勢にも問題がある。海老ジョンイルのせいだろう。

    他にもカオス理論等により、公表されているデータを鵜呑みにしてはならない、との主張があった。

    そういえば、日経新聞もあてにならないし無責任だ、と思う。アメリカは、ニューヨークポストとロサンゼルスタイムズが2大誌だったと思うが、日本は日経だけ。やっぱり日本のマスコミは遅れてるか、政府の犬なのかな。

    バカの壁の内容はあまり覚えてないが、気が向いたらまた読んでみよう、という気分になった。

    でも、そもそもこのタイトルって何?
    何が壁なんだろう、と思いながらまあまあ楽しめた。

  • バカの壁のあと、死の壁を飛ばして読んだ

    面白かったところ

    ・本音の意味が辞書によって違ってる
    片方の辞書には本音とは「本心を口に出していうもの」と書いてあり、もう片方には「言わないで秘めている本心のこと」
    後者の方が、断然日本的。

    ・テロ問題とバカの壁

    ・人生の価値は、世の中の穴を埋めて平らにすること。それを、仕事で埋めるのか、学問で埋めるのか、人それぞれ。

    ・アンチ客観主義=アンチ一元論

    ・誤解の自由


    バカの壁、超バカの壁と読んで、主張したいことは掴めた。帯からの期待通り、今の問題意識とかなり重なる内容だった。色んな具体例が挙げられて、また違う面から問題を眺めることができた。ただ、それが客観性をおびることはやっぱり難しいし、解決策もきっとこれから経験と勉強を重ねて考えていくしかないんだと痛感した。
    とにかく気をつけることは、これが答えだと安易に決めつけないこと、さらに色んな面から対象(まだ、対象としてもとらえられてないけど)をみていくこと。
    そして、おそらく、こういう考えを養老さんは訴えてると思う。

  • 考えるヒントがつまった本です。
    最近の出来事について養老さんの切り口で語られると
    すごくわかりやすく本質はここにあるのだよと不愉快に思えずに誘導してくれる。
    だから読んでいて楽しく物事に深い理解が芽生えます。
    「靖国の問題」について世には様々な本が存在しますが
    よく靖国を知らない若い世代にはこの数ページで十分な気もします。
    「本来はいちいち細かくいう必要もないくらいあほみたいな話です。」
    養老さんに言われるとそうなのかなと感じてしまいます。
    それはそれで危ういけれど。
    最後に「いくら考えても、考えるのは私ではなく、読者である。」とある。
    まさに同感。養老さんだから正しい。東大名誉教授だから正しい。のではなく
    私はこう考えている。と言う感覚で常に語られているから
    読んでいて素直に受け入れられたと思う。
    どんなに正しいことを言っていても不愉快に感じられる人が世に多いからかもしれない。

  • ごもごもごもごもごもっともな一冊。
    確かに都内にこんなに人が住む必要はねーよな。都心はその殆どが人の手によって造られたもの。ふむ。

  • とても正直な人なのではなかろうか。
    賛否が多そうな気がするが個人的にはとても共感できたし、参考となった。
    自分のなかに原則をもっておくべきというのは納得。

  • うーんと思うところも多いが「一元論の考え方ではだめ!」というのは私の方向に大きく影響したかも
    でもまあ「一元論だめ!」という一元論に陥ってるわけだけど

  • 養老猛司氏の『バカの壁』に続く続編である。
    若者の問題、自分の問題、テロの問題、男女の問題、子供の問題......と各テーマで養老氏の持論自分の頭で考え方を考える、が展開される。頭を柔らかく、柔らかくして考え方を自分自身で探そう、見つけ出そう!そして、決して自分が100%正しいとは考えないことだ。

  • 仕事は社会に空いた穴(社会の側にある)。
    自分に合ってなくて当たり前。
    引き受けたらちゃんとやる。
    やっていくうちに自分の考えが変わる。
    自分自身が育っていく。

    そう引き受けたらちゃんとやろう!

  • 続編というかリフレイン

     バカの壁の続編ということになっている。

     実質上は同じ主張を別の言い方に変えたものだ。

     前作の an apple と the apple が、今回は関西弁の「自分」と英語の「I 」で語られている。

     とにかく、自分で実際に見てさわって体験したことなら自分自身で責任が持てるという筋は前作と変わらない主張だ。

     強者の理論だと思うが、「被害者根性」もおもしろい。自分が不幸なことを人のせいにするなってフレーズが好きだ。

     後半の「カオス理論」「複雑系」「フラクタル理論」「エントロピーの法則」「ドミノ理論」などはさすがに大学教授といったところ。とても簡単に書ききっているあたり感心する。

     おおむね、この続編のほうがこなれている感じがする。開き直ったという感じか。30分の時間を作って読んでみる価値がある。

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著者プロフィール

解剖学者

「2019年 『世間とズレながら、生きていく。(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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