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- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106101540
感想・レビュー・書評
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宝くじ・競馬と株ではどちらが儲かるか」、月の満ち欠けと人間の心理・行動の関係などが興味深い。全体としては、やや単調で用語が難しい。
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サザエさんの視聴率とTOPIXとの間には、強い連動性が存在するらしい。著者の論法では「サザエさんの資料率が高い→日曜夕方の在宅率が高い→景気が悪い→株価が下がる」と言うことになるらしい。
本書は前編を通して、経済の分析に人間の心理や行動をファクターとして取り入れた行動ファイナンスの手法を用いて、上記のような親しみやすいテーマを材料に軽快にまとめています。
確かに、著者のデータ分析に要した労力は相当なものであろうし、色々なテーマと株価の相関を明らかする過程は面白くはあります。しかし、一貫して同じ手法で分析される構成はちょっとクドイと感ずるし、個々のデータは「へー!」意外の何者でもない。”トリビアの泉”を見るのと同程度の感動しか生まれない。
立ち読みには良いけど、読み物としてはどうかな・・・