- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106101854
作品紹介・あらすじ
人を殺す刀が人を活かす剣となる-。この「剣禅一如」の深い哲理は、現代人にとっても決して無縁ではない。むしろ、日々を生きるヒント、この日本を考えるヒントがそこには無数に隠されており、遺された数数の言葉は今も重く響く。剣は宮本武蔵や上泉伊勢守から山岡鉄舟まで、禅は道元から一休や良寛まで、それぞれの人と思想をたどりつつ、日本独自の死生観に迫る一冊。
感想・レビュー・書評
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剣豪の心構え、禅僧の教え、武士道のこころ。著者の剣道や茶道の経験も踏まえながら、日本人の精神に根差すこれらの思考をかみ砕いて紹介しようとした1冊。
取り扱われている題材は興味深いものばかりなのですが、新書だからか、掘り下げるというよりも、著者の嗜好に合わせたサラッとした紹介にとどまっている感じもする。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全力でおススメ
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佐江衆一は知らないけど
この題名は興味ある
『わが屍は野に捨てよ』という著書があるが
読んでみたい
剣道と禅の関わりは
いまいちしっくりこないけど
P46
「止心」を離れて「無」になる
P52
心を捨てきらないでする
技はすべてよろしくない
というのはよくわかる。
やはり小説家の書く文章、
情緒が入ってしまう。
読みやすいけど「我」を感じてしまう。
それが禅的でなく、俗的なものに思えた。 -
「剣禅一如」という言葉があるそうだ。人を殺す剣を、人を活かす剣として使う知恵があるそうだ。剣と禅、なぜこれらが結びつくのか。著者自身の個人的な経験や趣向を多分に交えながら日本人の精神性を解いている。
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結局武士道の話になってしまった感じ
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フォトリーディング。剣と禅で、人の生き様について考察した本。面白い。高速リーディングも終了。
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新しいことにチャレンジするって、重要なことだと思いました。
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作家である著者による、苦労の体験をふまえた、とらわれずに広範囲に目を向けた洞察は非常に参考になる。特に50裁からが面白いは非常に参考になり勇気づけられた。
ともかく読んでみて、味わってみるというのが正しい。