不動心 (新潮新書)

  • 新潮社 (2007年2月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784106102011

AIがまとめたこの本の要点

プレミアム

みんなの感想まとめ

この作品は、松井秀喜選手の不動心をテーマに、彼の野球への情熱や真摯な姿勢を深く掘り下げています。読者は、松井選手が高校時代から持ち続けていた集中力や、試合後のメディア対応に見られる誠実さに触れることで...

感想・レビュー・書評

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  • 以前のメモを整理するついでに、内容を反映

    ■松井秀喜さんの思い
    日本海のような広く深い心と
    白山のような強く動じない心
    すなわち、不動心を持った人間でありたいといつも思っています。

    ■困難に直面したとき『今、自分にできることは何か』と自問する。
    きっと、前へ進める選択肢があるはずです。
    人間万事さいおうが馬
    努力できることが才能である。

    ■星稜高校の指針
    心が変われば行動が変わる
    行動が変われば習慣が変わる
    習慣が変われば人格が変わる
    人格が変われば運命が変わる

    ■ピタゴラス
    怒りは無謀をもって始まり後悔をもって終わる

    ■感想
    何かを成し遂げた人の言葉は重みがある。
    「きっと、前へ進める選択肢があるはず」という言葉が好きです。

  •  松井秀喜氏もまた、長嶋茂雄氏と同様に「ミスタープロ野球」である。この本を読んでいると、本当に野球が好きなんだなということが、如実に感じられてくる。

     松井選手(あえてこう書く)と言えば、夏の甲子園大会での5打席連続敬遠が、いまだに語り草になっている。敬遠されても表情一つ変えず、一塁に進む姿を見て、その風貌と相まって高校生らしからぬ選手と感じた。このとき彼は打席にたつたびに、ストライクがきたら逃さず打つと集中していたとのこと。高校生の時からこの「不動心」、当時の明徳義塾高校の監督が「高校生の中に一人だけプロの選手が混じっていた」と言ったのは、体力や技術のことだけを指したのではないと思う。

  • 野球にはほとんど関心がなく、知っている
    選手もごく限られている程度であっても、
    松井秀喜のことはニュース等で認識していた。

    試合終了後のメディアに対する対応力は
    真摯な姿勢等を含めて、見倣う点が無数にあると
    思う。

    幼少期から培われた直向きな心は、本書の
    タイトルに近づいて行ったものであろう。
    節々に散りばめられたフレーズ等は、煌めく
    宝珠の如くに輝きを放っているように感じた。

  • プロとしての成功背景にどんな考え方があるのか?が理解できました。

  • 素晴らしい人柄だなぁ、と感じさせる一冊。

    高校時代から常に注目を浴び続け舞台を大リーグに移してからもおごることない誠実な人柄は変わらず、野球選手という枠を超え人として素晴らしいな、と感じていた松井選手。

    自分に足りない部分を見つけて、認めて、補う。
    けれど基本的なスタンスは変えない姿勢と、適当ではない前向きさ。

    野球に対する姿勢は、そっくりそのままごく平凡な生活をする自分のお手本となりました。
    “自分が変われば、運命も変わる”
    当然と言えば当然のこの言葉が心に残りました。

    繰り返し読みたいと思います。

  • 現役のときは硬派で、感情をあまり露わにしないイメージでした。でも松井さんの綴った文章を読むと、柔軟性のある考え方や人間くさい部分ユーモアに富んだ一言など、私たちの知らない意外な一面も垣間見えて面白かったです。

    星稜高校時代からスーパースターだった松井さんでも、壁にぶつかり人知れず苦悩していたことを知り「松井秀喜も人間なんだなー」と少し親近感が湧きました。笑
    それでも、そんな苦労はおくびにも出さず自分のできる準備を毎日黙々とこなす。まさに「努力の天才」であり本物のプロだと思いました。

  • 甲子園で連日、熱戦が繰り広げられている。
    今年は100回の節目で、かつて活躍した選手によるレジェンド始球式など話題はつきない。
    酷暑の中で試合させることの是非や商業主義など課題も多いけれど、ふらっと球場に足を運び、夏空の下、頬に風を感じながら、高校生のひたむきなプレーを見られる楽しみは何物にも代えがたい。

    本書は、レジェンドのお一人、松井秀喜さんによる著書。
    書かれたのは2007年で、松井さんがまだ現役、前年に左手首骨折という選手生命を左右する大けがをされたころだ。

    圧倒的な素質、才能の陰で忘れがちになるけれど、松井さんの野球人生は、5打席連続敬遠や膝のケガ、NY移籍後のバッシング、手首の骨折と、通常人であれば心折れる出来事の連続だったことに気づく。
    そうした逆境でも、「人間万事塞翁が馬と受け止める」「コントロールできることとできないことを分けて、できることに集中する」という姿勢で向かわれるが、最初からそうではなかったという。

    勝負しないピッチャーをにらみつけ、バットを放り投げるといった態度もままあった。そうした折、高校時代の恩師はじめ指導者の方々が松井さんを注意し諭す。曰く「日本を代表する選手になろうとしたら、知・徳・体がそろわないとだめだ」「王選手は敬遠され勝負されなくてもバットを静かにおいて一塁に走った」云々。

    一貫して感じ取れることは、そうした指導者の言葉を自らの肥やしにしようとする「素直さ」と、自分一人のことでなくチームや裏方さん、ファンのことを思ってプレーする「利他」の心構えだ。

    齢を重ねると、えてして自らの経験に固執し、素直さを失ってしまう。自らが背負うものばかりに目がいって、周囲への感謝、周囲に貢献する気持ちを忘れがちになる。

    松井さんにはとても及ばないけれど、他人の意見を聴く素直さと、周囲への感謝を忘れないようにしたい。

  • 一流の野球選手としてだけでなく人として本当に尊敬できる人だなぁと本書をよんで心から感じました。

    ・悔しさは過去ではなく未来にぶつける。
    野球とは失敗のスポーツであるから打てないときがあるのは当然。悔しさに縛られるのではなくそこから何かを学び次のチャンスにつなげる。

    ・人の心をコントロールすることはできないが、動かすことはできる。
    打てないときに観客が自分を批判することはコントロールできないけど、自分ができること(一塁までの全力疾走)をしっかり行うことで観客の心を動かすことはできるかもしれない。

    「努力することは才能である」と語る松井選手ですが、それができるのも上記のようなしっかりとした考えをもっているからこそ実行できるのだと感じた。

  • 言わずと知れたメジャーリーガー、世界のゴジラ…松井秀喜の著書です。

    2006年に手首を故障したときのことを振り返って、逆境に打ち勝つ方法や挫折を乗り越える方法などを明かした本です。

    内容的には怪我をいかにして乗り越えたか…というところが中心ですが、恩師 長嶋茂雄への想いなどが書かれています。

    松井秀喜ファン、野球ファンにはいい本ですね。

    僕が一番気にいったところは、星稜高校のベンチや室内練習場に飾られているというこの言葉。

    「 心が変われば行動が変わる。

      行動が変われば習慣が変わる。

      習慣が変われば人格が変わる。

      人格が変われば運命が変わる。 」 

    自分の運命を変えるためには、まずは心を変え、行動を変え、習慣を変え、人格を変えるというプロセスが必要ということ。

    簡単に人は変われないけど、習慣や人格を変えていければ持続的に人間は変わることをできる!

    ということでしょうか??

  • これは松井が今までどんな思いで野球や人生を送ってきたまるっとわかる本となってます。幼少期の話から甲子園で連続敬遠をされたときの気持ちなど、あまりテレビでは自分の気持ちを表にださない松井の考えがかなり見れてこの人はこんなことを考えて野球をしてたんだととても関心しました。

  • 平易な文章で書かれているが、松井秀喜の真摯な人柄が行間から感じられる。人生の中でいつも心に留め置きたいと思えるような言葉も書かれており、清清しい読後感を得られた。

  • テレビで見る松井選手はあまり表情を変えないので
    冷静な人なんだなと思ったが、それを表に出さない所
    がさすがだなと思いました。僕はどちらかというと、嫌
    なことがあると、考えこんでしまうことがあるので、松井
    さんの書いてあることがすごく参考になりました。完璧
    な人生なんてないってことは分かってるけど、少しでも
    パーフェクトな人生にしたいと思いました。

  • 借りた本。
    結局、プロで通用する、または大成する選手は
    メンタルが強い、とつくづく思う本。

    こんな風に大好きなことを仕事にするのが
    本来Happyだなぁって思います。

    Aug 2009

  • ホームランバッター・松井秀喜。
    多くの人は彼を強い男と勘違いしている。
    いや、確かに強い男ではある。
    しかし実際は我々凡人となんら変わり映えのしない男なのだ。
    彼の左手首の骨折を元に展開される松井の自伝書。
    挫折を経験した、大リーガー松井の心境がヒシヒシと伝わってくる本書は私のおススメの一冊。

  • 松井選手にはスーパースターという印象しか無かったが、ものすごく庶民的な人間性を持った努力の人だということが分かった。自らの弱い部分や周りへの感謝の気持ちが包み隠さず書かれており、改めて素晴らしい人だな、と思った。

  • 松井は大人だな。

    普通の会社員でも、全力プレーを続けることで、『人の心』を動かすことはできるのだろうか?

    人間万事塞翁が馬。

    ちなみに、松井から周りの人はどう見えているのだろう?

  • 怪我しても、してよかったと思えるように。受け入れて進む。人間万事塞翁が馬。

    野球だけは突き詰める。それ以外は、まあいいじゃないぐらいの気持ちで臨む。全部キチッとやるのはしんどい。

    努力できることが才能である。

    平常心でいられることがここ一番では大事。強い思い、願いを持ちつつ。

    例えば夢は何かと聞かれても、パッと答えられません。ただ、松井秀喜をやめたくなったことはありません。そのときどきで何になりたいかとかは変わって、何か起きてもそれを受け入れるから、常に夢は変化する、そのことは受け入れるということかな。

  • 2007年出版ということで、ワールドシリーズ制覇より前の話になるが、松井は選手としても、人間としても完成されている。野球に対する熱意、野球以外においても振る舞い、自分自身への向き合い方、全てにおいて隙がない。

    感情の起伏がなく、タイトル通り「不動心」で野球に向き合っている姿勢はまさにイメージ通りだが、時には弱い側面もあると述べており少し意外だった。学生時代は負けが悔しく泣いたりだとか、キャリアの分岐点で選択に悩んだりなど、愛称たる「ゴジラ」という力強いイメージとは裏腹な部分もあったらしい。

    野球では伝説的な選手、内面や他人に対する姿勢もしっかりしている、自分にとっては雲の上のような存在だが、そのような人の日常や考え方も時に凡人と似通ったりすることもあると考えば、そういった面でも何だか勇気づけられる。

  • 「努力できることが才能である」

  • ・コントロールできないものに気を病むのではなく、できることを精一杯やる。

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