- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106103261
作品紹介・あらすじ
人の評価基準のひとつである「センス」。そのよしあしを左右しているのが、私たちの脳だ。視覚や聴覚を通じてもたらされる外界の情報を、脳はどう処理しているのか-。「だから赤ちゃんはディズニーが好き」「幽霊が見える理由」「ありえない話だから騙される」「大阪のおばちゃんが派手なわけ」「センスの個性は人類の生存戦略」等々、気鋭の認知心理学者がセンス(=感覚)の不思議な世界の最前線に迫る。
感想・レビュー・書評
-
センスとは
赤ちゃんは猿の顔を見分けられる
認知心理学の興味深い話が多数載っています
お薦めです詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
人の評価基準のひとつである「センス」。そのよしあしを左右しているのが、私たちの脳だ。視覚や聴覚を通じてもたらされる外界の情報を、脳はどう処理しているのかー。「だから赤ちゃんはディズニーが好き」「幽霊が見える理由」「ありえない話だから騙される」「大阪のおばちゃんが派手なわけ」「センスの個性は人類の生存戦略」等々、気鋭の認知心理学者がセンス(=感覚)の不思議な世界の最前線に迫る。
-
脳科学には多少興味があったので読んでみました。
全てが分かったわけではありませんが、
脳の凄さ、恐さを改めて知ることができました。
これから少しづつでも、
脳に関する本、知識を得たいと思います。 -
人間の目がいかにいい加減にできているかを知ることが出来る。「いい加減」は「良い加減」でもあり、逆に言えばそれが人を助けているということも忘れてはならない。「見たいものしか見ない」というのは「見なくていいものを見ないでおく」ということにも繋がるのだ。都合のいい解釈に聞こえるかもしれないが。
人は生まれたときすべての可能性を備えているのだと思った。赤ちゃんはとても柔軟だから。一見羨ましいように思えるけれど、大人にならないとわからないことだってあるのだ。他人の痛みがわかる感覚もそのひとつ。先入観で汚れることもあるけれど大切なもの。
(20110521) -
少し期待して読み始めたが・・・
表題や目次のタイトルと内容のアンマッチ感が拭い去れなかった。
日本語の”センス”という意味合いよりも、”感覚”(特に視覚)と脳との関係を概説した本かなと。 -
[ 内容 ]
人の評価基準のひとつである「センス」。
そのよしあしを左右しているのが、私たちの脳だ。
視覚や聴覚を通じてもたらされる外界の情報を、脳はどう処理しているのか-。
「だから赤ちゃんはディズニーが好き」「幽霊が見える理由」「ありえない話だから騙される」「大阪のおばちゃんが派手なわけ」「センスの個性は人類の生存戦略」等々、気鋭の認知心理学者がセンス(=感覚)の不思議な世界の最前線に迫る。
[ 目次 ]
1 センスがいいってどんなこと?-センスを科学する
2 幽霊はなぜ見えるのか-感覚は歪む
3 新緑と紅葉はどちらが美しいか-色覚とセンス
4 本当は怖い「目かくし」-感覚を遮断する
5 身体はだまされない-「新しい感覚」と「古い感覚」
6 どんな絵が“うまい”のか-絵画とセンス
7 個性がなければ生きていけない-感覚の多様性
8 外国語は習うな!-感覚を鍛える
9 他人のセンスを理解するために-進化する感覚
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
人間のセンスと感覚と云々。
心理学を少し触れる感じ。
自分のみている世界は感覚であって,だからこそ,他人の世界が時に疎ましくて時に愛おしく感じるのかしら。 -
2009年08月 8/69