60歳からの青春18きっぷ (新潮新書 338)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 69
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106103384

作品紹介・あらすじ

青春18きっぷを「若者の旅の道具」と思うなかれ。おじさん、おばさんが使ったって全然かまわない。いや、むしろお金も時間も自由になる中高年世代にとってこそ、使い勝手の良い切符なのだ。鈍行列車専用の18きっぷは、別の手段と組み合わせることで、可能性が無限に広がる。本書では、テーマ別に分けた50のモデルコースを紹介し、知って得する「裏わざ」も惜しみなく大公開。さあ、時刻表を片手に出発だ。

感想・レビュー・書評

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  • 60歳ではないけれど。
    予定を決めずに、のんびりとどこかに旅したいなぁ。

  • 20210122

  • 10年前の本だが、内容は今でも充分に役に立つし、旅行ガイドも兼ねており、定年退職後でなくても使える指南書。

  • 105円購入2012-10-01

  • 使えない
    切符不要

  • 〈本から〉
     JR駅のみどりの窓口なら、買うことができる。
     料金は五日間で1万1500円。(1日は0時から
     24時まで)
     春・夏・冬の年三回、販売期間と利用可能期間が
     定められている。
     2009年の場合、春の発売期間は2月20日から
     3月31日まで、利用期間は3月1日から4月
     10日までと、それぞれ10日間ほどのずれが
     ある。夏は販売が7月1日から8月31日までで、
     利用期間は7月20日から9月10日までと、
     最も長い。冬は発売が12月1日から1月10日
     まで、利用は12月10日から1月20日までと
     なっている。(略)
     正式には、毎年2月中旬にJR各社ホームページ
     等で告知。
     
     一回分、2300円が損得の分かれ目。
     
     快速、新快速、ライナーにも乗れる。
     
     途中下車自由。

     時刻表以外には『日本鉄道旅行地図帳』
     (新潮社)が便利。

     JRグループのホテルが割引になる。


     
     

  • 青春18きっぷを使った旅行計画書の本。
    計画を立てる(=時刻表を見る)のがいちばんおもしろいところなので、あんまり参考にはしたくないかも。

  • 使ったことがない人向けに青春18きっぷの説明から入り、50の旅行プラン、利用者の活用術が載っている。

    青春18きっぷを扱ってはいるが、この本で提案しているのは決してケチケチ旅行ではない。ゆったりとした旅行、例えば歴史散策を青春18きっぷで楽しむのがテーマだ。
    だから主眼は「1日でどれだけの距離を乗る」とか「幾らの得をする」といったところに置かれていない。とはいえ各プランには幾らの得が出来るかは書かれている。

    旅行プランも札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡を起点としたものが載っており、多くの人がすぐに試せるプランを見つけることができるだろう。

    上述の通り著者は倹約旅行を提案しているわけではない。だから、起点となっている地域以外の人は新幹線や飛行機でそこまで移動し楽しめばいい。著者自身が本の前半でそのように提案している。こういった点が時間と懐に余裕のある60歳以上をタイトルに入れている所以。

    読み終わった感想は「タイトルで損をしている本だなぁ」と。
    上述の通り時間と懐に余裕のある人が対象、故に「60歳から」と書かれているのだが、ここに提案されているプランをアレンジし、時間に余裕のある若者が宿泊費を節約して楽しむことも出来るだろうし、一泊二日や日帰りのプランなら週末でも楽しめるだろう。

    余談だが、蕎麦屋に関しては店名、電話番号などが載っており、恐らく著者は蕎麦好きであろうと思われる。

    • my Style Haruさん
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      2011/12/09
  • 一度「青春18きっぷ」を使って旅行がしたいと思いつつ、まだ実現できていない。行き先も決めず、宿も決めず気の向くまま足の向くまま・・・当初は学生さん向けに発売されたので、春、夏、冬休みに合わせた期間限定。いろいろ制約のある身には難しい。で60歳からというわけだ。一日乗り降り自由、日本中JR全線、乗れば乗るほどお得かぁ。プラン例を見ているだけでもワクワク行った気になる。帰る時間や、留守中のことを気にしないでもいい、そういう時が来る日までのお楽しみ。その日のために体力とお尻?を鍛えておかなくちゃ。

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著者プロフィール

1946年生まれ。ノンフィクションライター、紀行作家。北海道大学文学部卒業。1972年鉄道ジャーナル社入社。「旅と鉄道」誌創刊期デスク。2007年、出版社「天夢人Temjin」設立。代表取締役社長等を経て2019年退職。日本文藝家協会、日本ペンクラブ、日本旅行作家協会会員。著書に『被災鉄道――復興への道』(講談社、第40回交通図書賞受賞)、『へるん先生の汽車旅行』(集英社、第10回開高健ノンフィクション賞最終候補作品)、『60歳からの青春18きっぷ』(新潮新書)、『鉄道エッセイコレクション(編)』(ちくま文庫)、『新にっぽん奥地紀行――イザベラ・バードを鉄道でゆく』(天夢人)、『ラストカムイ――砂澤ビッキの木彫』(白水社)ほか多数。

「2022年 『北海道廃線紀行 草原の記憶をたどって』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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