- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106103414
感想・レビュー・書評
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自分のいる業界に詳しくなった!笑
的確なことが書かれていて、納得納得の連続。テレビで働きたいと思っている学生さんにはオススメです。
最近は、単にテレビを悪く言う本が目立つ中、身を置く業界を冷静に見つめた本です。
テレビの現場が、夢だけじゃ働けない場所だと分かると思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【2010年10月再読】
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現役ディレクターが書いた現場の本。
テレビ業界に少しでも興味のある人は、難しい本でもないので読んで損がないとおもう。
裏側ってやつはどの業界にもあるけれど、テレビ業界の問題点が端的に示されており、その理由などに真実味があって面白い。
テレビってCM跨ぎなど視聴者をイライラさせるような演出が多くなり、内容も80年代に比べたらすごくつまらなくなったと思うけど、この本を見るとさもありなんと思う。
だからと言って、信頼できないメディアはやっぱり積極的に見ようとは思わないけど。
テレビ以外のニュース映像配信会社があればいいのになぁ。 -
テレビ局をミーハーに志望してた学生時代。
テレビ局とは制作サイドではなく、広告営業さんとお付き合いのある現在。
こちらの本は主には番組を作っている制作サイドの裏側です。
プロデューサー、ディレクター、放送作家といった職種にフォーカスされてお話は進みます。
局側の人間と、制作プロダクション間の大きな所得格差だったり。
でも、番組に携わるスタッフ中、局の人間は1人だったり。
局からのプロダクションへの強い圧力だったり。
一番の収益源をである広告費を支払っていただいてる広告主からも制作への圧力があったり。
そういった所謂 大人の事情 的な部分が中心です。
学生時代、広告営業という機能すら知らず受けてた自分に読んで欲しい本ですね。 -
広告収入の減少から、番組出演者のギャラが制作費を圧迫しているとのこと。SMAPxSMAPなんて どうなってるのやら、心配になるくらいです。SMAP5人分のギャラだけでも相当でしょうに、彼ら以上の大物ゲストも出演してたり。流石にフジ以外SMAP5人を使うのはSP番組位、やっぱりTV局の懐事情に関係あるでしょう。
嵐が最近各局から引っ張りだこなのも この辺が理由なんでしょう。 -
三宅先生(情報)のおすすめ。「僕の話をきくより10倍おもしろい」といっていたが、先生の話のほうが面白いと思う。
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テレビ局の実情を赤裸々に語っている。が、どちらかというとメディアサイドの人間なので、既知のことも多かった。これからは、ディレクタの時代だと言いたいのだと思うが、それにはディレクタの性質も現状から変わらなければならないのだと思う。
テレビ番組に限らず、マルチチャンネル化、マルチデバイス化の中で、コンテンツの制作本数は多くなるはずだが、見る側にワンパターンを感じさせない興味のあるものを提供できる者のみが生き残れるのだと思う。コンシューマがコンテンツ製作者にいつでもなれる時代になり、いっそう競争が激化するので、大変だろう。 -
知らないことがいっぱいでびっくりしました。
自分の将来、テレビの将来を考えるとパンクしそーー
けど、せっかくなら、どきっとさせるようなこと、したいな!!! -
普段語られることの少ないテレビ局の裏側や業界の抱えている問題などを知ることができる一冊。
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テレビの画面に出ない、様様な出来事が分かって面白い。