日韓がタブーにする半島の歴史 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 325
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106103605

作品紹介・あらすじ

古代日本は朝鮮半島から稲作などの先進文化を学び、国を発展させてきた-という"定説"は大嘘である。半島最古の正史『三国史記』には、新羅の基礎を造ったのは倭人・倭種、中国の『隋書』には、新羅も百済も倭国を文化大国として敬仰していたと明記されているのだ。日韓古代史の「常識」に異義を唱え、韓国の偏狭な対日ナショナリズムと、日本のあまりに自虐的な歴史観に歪められた、半島史の新常識を提示する。

感想・レビュー・書評

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  • 朝鮮半島の正史『三国史記』、初めてその存在を知りました。
    日本で言う『日本書紀』にあたるのかな、、ふむ。

    その正史を元に、古代世界を読み解こうとしておられて、
    その視点もかなり新鮮で、学問として見ても面白く思いました。

    DNAを元にした稲作の伝播状況や、鉄器の精錬度、古墳の年代など、
    古代史が好きな方々であれば、楽しめると思います。

    ただ、後半になるにつれて徐々にですが、
    今現在の価値観で、歴史を断罪しようと見える箇所がちらほら。

    この点は、歴史として見た場合、若干残念ですね。。

    気持ちは理解できますが、悪意が多すぎる気もしますので、
    そのような毒舌系が苦手な方は、少々気分を害されるかもです。

    そういった意味では、同じ韓国を題材にしていても、
    黒田勝弘さんの『韓国反日感情の正体』の方がマイルドかな。

    こちらは、黒田さんの“韓国への愛”がつまっていますし。

    ん、お二人とも、言ってる内容の本質は同じなんですけども、
    愛があるかないかで、受手の不快感ってのは変わりそうだなぁ、、とも。

    • ohsuiさん
      だい▽さん
      同じことでも、相手に聞いてもらえるように伝えないと、ですね。
      まぁ、どこまでいっても徒労に終わる可能性もあるわけですけど、、(汗
      だい▽さん
      同じことでも、相手に聞いてもらえるように伝えないと、ですね。
      まぁ、どこまでいっても徒労に終わる可能性もあるわけですけど、、(汗
      2013/09/12
    • だいさん
      ohsuiさん

      またまた、参考になるご意見ありがとうございます。
      このたび、韓国話題の2つの書の連立は、とても印象深かったです。
      ohsuiさん

      またまた、参考になるご意見ありがとうございます。
      このたび、韓国話題の2つの書の連立は、とても印象深かったです。
      2013/09/12
    • ohsuiさん
      だい▽さん
      ちょうどタイミングよく、並びました。
      同じことを言おうとしても、言い方ひとつでこうも印象が変わるのかと、なかなか考えさせられまし...
      だい▽さん
      ちょうどタイミングよく、並びました。
      同じことを言おうとしても、言い方ひとつでこうも印象が変わるのかと、なかなか考えさせられました。。
      2013/09/13
  • どうしてこういう口調になるのかな。学問としての問題と、出自の優劣を競う観念論が混在しているなあ。英国の歴史は(通俗的な)米国の歴史に先んじるが、前者が後者より偉いというわけでもあるまい。

  • 皇国史観を脱することと、史実を捻じ曲げることは別問題なんだよな。その点、この本は一次資料をつぶさに読み込んだうえで仮説を立ててるので、至極まとも。こういう本は、本当は若手の歴史学者に書いて欲しいところなんだけど。ただし、韓国古代史の知識がゼロだと辛いので注意。

  • 個人的に韓国、朝鮮が嫌いという明確なスタンスから書かれているので、単なる反半島文書といったバイアスを持って読まれてしまうと思うが、内容的には納得できることが多く、さらに突っ込んで研究したい気持ちになった。
    NHKで、縄文人の起源が最新の科学的研究でかなり軌道修正されているとの放送があり、朝鮮半島の南部では九州と似た形の人骨が発掘され、海峡を挟んで縄文時代から相当の往来があったことがわかってきたとのこと。朝鮮半島を巡る歴史はわれわれが教科書で学んできたことが全てではないということであり、これからも常に好奇心を持っていたいと思う。
    何れにせよ、朝鮮半島における倭人の状況にすごく興味を覚え、刺激を受けた一冊であった。

  • こんな視点もあるのか。何事も原典にあたってみないとね。

  • かつて、朝鮮半島の南の方も倭の領域であり、倭の出自は中国南部という主張の本。自分には真偽を確かめるすべはないが、この本を読んでると、つくづく朝鮮半島はやるせない地域だと思ってしまう。

  • 取り急ぎタイトル
    三国史紀は高句麗・新羅・百済の時代を記述
    山賊が建てた国高句麗が新羅の帰伏により受け継いだ正当性を訴えている
    1.日本列島から来た賢者が半島の指導者
    2.倭種が実権を握り、最初の外交団も倭人
    不快になるかもしれないので読むのやめました

  • 書かれている内容そのまま全てが正しいとは受け止めないが、少なくとも「騎馬民族征服王朝説」よりはよほどまともだし、資料を素直に読むべきという点には同意できる。また、韓国が資料の「韓国」と「日本」を入れ替えて主張している例を挙げているが、他の分野でも韓国人の「語るに落ちる」例を見てきているので、かの国の思考形態としてとても納得できる。終章に過去の実例が挙げられているが、政治的圧力や変な自粛を抜きに韓国史/日韓関係史の研究が進むことを願いたい。

  • 歴史観が根底から覆る。知っている歴史と今回読んだ歴史には大きな隔たりがある。どちらがどうとかはをとりあえず置いてもいい。歴史は捉え方によって違うかもしれない。だとしても、一度読んでおくといいと思う。自然で説得力のあるのはどっちなのか。どちらの言っていることに分があるのか。素直に歴史書を紐解いたように見えるしどう読むと今みたいになるか、そして作者はこう思う。と率直に述べられている気もした。

  •  それにしても、室谷氏の客観的なデータから分析し、韓国の主張がいかにウソだらけで根拠が全くないことを次々暴いていく分析力というか執念は凄い。時事通信にも凄い記者がいたことに驚き。それに比べて山田恵資(論説委員・前政治部長)とか冨田共和は…。(P.S.この室谷氏、同じ新潮新書から「悪韓論」を出している。こちらは近現代の韓国史がメイン。関東では売れ行きが予想以上に良く、増刷が追いつかない程だそうだ。さらに産経新聞出版から「呆韓論」を出版。こちらは韓国の呆れ果てる反日行動の実態がメイン。こちらも売れ行きが良く、増刷に次ぐ増刷だそうだ)

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著者プロフィール

1949年、東京都生まれ。評論家。慶応義塾大学法学部を卒業後、時事通信社入社。政治部記者、ソウル特派員、宇都宮支局長、「時事解説」編集長などを歴任。2009年に定年退社し、評論活動に入る。著書に『呆韓論』『ディス・イズ・コリア』(産経新聞出版)、『悪韓論』『日韓がタブーにする半島の歴史』(新潮新書)、『韓国人がタブーにする韓国経済の真実』(共著、PHP研究所)、『崩韓論』『なぜ日本人は韓国に嫌悪感を覚えるのか』(飛鳥新社)など多数。

「2018年 『米朝急転で始まる 中国・韓国の悪夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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