ツキの波 (新潮新書)

  • 新潮社 (2010年4月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784106103636

感想・レビュー・書評

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  • 面白い本だった。
    上昇運、下降運があるのは生きていてよくわかる。
    何かを得たら何かを捨てる。桜井章一が同じことを言っていたのを思い出した。
    人生はそうやってできているのかも知れない。
    運やツキは一定。
    どう使うかはその人間次第で、人生が左右される。

  • 運という不確定要素に対する一つの見方を示しており、視野が広くなった気がする。

  • 運やツキの波は自分ではどうしようもないが、その現象をうまく利用するためにできることをやっておくことが大事。

  • 大きく勝つには、大きくバランスを崩すこと。
    安全に生きるために、他のことをみんな犠牲にするんだ。
    負け方を知らないというのは大きな欠点。
    ヒットよりもフォームが重要。

  • 雀聖・阿佐田の人生観
    人のツキに個人差はない
    15勝0敗よりも9勝6敗(勝ち越し)の人生
    人生には上昇運と下降運があるから、下降運の時にどれだけ我慢できるかが大事 

  • 共感する。運を貯蓄型の人と、運を消費型の人の話は兼ねてから思っている、自分の努力論に似ている部分があってかなり面白かった。他には、欠点を育てる話、9勝6敗の話、負けを悟られない、そのあたりの話は参考になった。

  • 竹内一郎さんって誰かしらないんですが、
    さいふうめい さんなんですね、
    さいふうめいといえば哲也雀聖と呼ばれた男(漫画)の原作ですね。

    阿佐田哲也さんを多聞に引用してツキというものを語っています。
    大いに納得、大いに眉唾(笑)

    大きな間違いと思われる記述があります。
    それは確率的におかしいと思われる揺らぎが人生においては頻出する、確率的通りの方が少ないのではないか。
    という点ですが、おそらく確率というものを間違ってとらえられているのかもしれません。
    揺らぎの存在は確率的に存在しているのです。存在していないと思われる表記が多々あります。これが間違いだと思います。

    その認識の違いはあるものの、
    その揺らぎをいかに捉えるのかというのは面白く、私も必要だと思います。

    また、原点がとんとんで幸せだという考え方はとてもいいと思います。

    ちょっとでも勝って終わろう、上がって終わろうと生きるのだけれど
    原点が普通なんじゃないかというとらえ方はとても納得できました。

    ・上昇運と下降運をつかみ合わせたい。
    ・偏りは当然ある、不思議でもなんでもない。
    ・卓を囲むメンバーは大切、これは有るでしょう、1人ウマイよりも多いレベルに引っ張られるね。
    ・言語情報が簡便であるため、非言語情報は無いものと扱われてやしませんか
    ・バランスを崩して勝負をかける。
    ・普通、混沌として振幅のあるのが普通。

  • 阿佐田哲也の文章をもとに、ツキのことを考える。
    バクチを考え続けた阿佐田哲也の言葉に、今の閉塞感を予言するような言葉が多々あるのが気になる。見える人には見えていたのであろう。

  • ツイてないときにどうすべきか、自然の法、第2のルールなどとても考えさせられますね。

  • 少年マガジンに連載されていた「哲也」の原作者、さいふうめい(竹内一郎)が、雀士「阿佐田哲也」氏の哲学、著作をベースに「ツキ」を考える内容となっている。
    私自身も20代前半に麻雀を嗜んでいた時期があるので、「ツキ」の流れ等に納得する部分が多かった。
    「人間の運の総量は一定である」、
    「運を使えばその分失うものもある」など、
    普通とは違う視点の価値観が斬新で面白く読めた。

  • 主に阿佐田哲也の著作などからツキにまつわる発言を集め、それに対し、著者なりの考えを述べた本。
    こういった本にありがちな、引用された言葉は良いんだけど、解説が的外れパターン。

    これまたよくある話だけど、確率論では片付けられない状況がある、とか言っちゃう人はどういう確率を念頭に置いているんだろうか。ルーレットで30回連続同じ色が出ても何ら異常なし、本日も平常運転中、ってのが確率論だろう。
    ルーレットで赤色が出る確率は1/2じゃない。50万/100万であり、5000万/1億である。そういったスパンで考えて、30回連続同じ色出るのが何十回と起こったとしても、結局1/2に収斂する。そーゆーのが確率論じゃないの。

    統計的偏りは存在する。それを鬼の首を取ったように確率は間違ってる、ツキや流れは存在するんだ、ってそこで止まっちゃ意味ないだろう。
    阿佐田がいうツキっていうのは統計的な偏りや、場や、人の組み合わせなど、自分の実力じゃどうにもならない要素を括弧に入れること。それをツキと呼ぶことで、自分の実力をちゃんと測り、フォームの維持を主眼とするアプローチじゃないのかな。
    ストア主義的な、自分がコントロールできる範囲である権内と、コントロールできない権外とを明確に区別することで、権内のコントロールに集中する、そーゆー感じの。

    後半。阿佐田以外の人物の発言を引用する下りになると結論ありきの感が強くなってくる。
    売れた後に売れる要素を分析するのは容易だが売る前の企画段階でその要素を分析するのは不可能である、っていうユニクロ柳井の発言を引用して、これは柳井の天性の読みの良さがどうこうって書いてるけどこれそういう話じゃないだろう。
    むしろ逆で、未来なんてわかんないよねーってのを前提にしているから、わからない未来で上手くやっていくために、適度なリスクを取り、失敗したら撤退、上手くいったら倍プッシュっていうルールをしっかりしているっつー話でさ。

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著者プロフィール

1956年 福岡県生まれ。横浜国立大学教育学部心理学科卒。一般社団法人演劇集団ワンダーランドを主宰。宝塚大学東京メデイア芸術学部教授。劇作家・演出家として活躍する一方、さいふうめい名義で漫画『哲也 雀鬼と呼ばれた男』の原案を担当し、講談社漫画賞を受賞。著書はベストセラーとなった『人は見た目が9割』など多数。

「2022年 『マスク時代リモート時代の《新》コミュニケーション』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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