即答するバカ (新潮新書)

  • 新潮社 (2010年7月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784106103766

感想・レビュー・書評

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    即答

  • “即答するバカ”、状況や相手の心理を慮らず、反射的に返事をしてしまう。恥ずかしながら自分にも心当たりがあったので読んでみた。
    まえがきにもある通りタイトルの即答の良し悪しについては本書の一部分。
    著者の梶原氏がアナウンサーの仕事で出会った人たちのエピソードや自身の経験を通して参考にしたい良い物言いと、反対にダメな口のきき方をまとめた、しゃべりの本。

    前半では人の心を動かすような様々なよい話し方、後半で(悪い意味で)気になる口の聞き方の2章立てになっている。
    1章では芸能に疎い私でも知っているような大物たち(有吉氏、大竹まこと氏、五木寛之氏などなど)人前で話す事に長けている方たちの、しゃべりの手法が紹介されているのだが、自分のキャラクターすらもよくわかっちゃいない素人が簡単に真似できるものではなさそうである。

    対して2章では、ら抜き言葉や業界用語の多用の軽薄性についてなど、話し言葉の体裁に関するテーマが多く、こちらはすぐに対策できそうだ。

    ら抜き言葉の他にも、か取り、れ足し、ら足しという概念があるらしいことを初めて知る。
    自覚なく使っていたかもしれない。正しい日本語で話したい。

  • 著者のおじさんが主観で話した本

  • Not for me.
    うーん? なんか合わなかった。
    言いたいことはわかるんだけれど、もやもやする。

  • 「不適切な日本語」に比べて そこまでの反発心は感じなかったし、言いたいことは分かる。いかんせん著者の「ぼやき感」が強い。昔ほど「察する」を強要するような時代でもなくなってきたが、「一人前の大人ならば普通はこのくらい察するものだ」という思考の世代は(著者を含め)まだまだ多いので、知っておいて損はない知識だと思う。言葉に対しての丁寧さが欠ける風潮なのは同意なので、考えた上で言葉を選ぶ、伝わるように努める…自戒の意味も込めて時代の流れを学ばねばと思う。

  • 即答する前にちょっと考えれば言葉はすごい力を持つということを言っています。
    参考にしたい話し方、ちょっと気になる話し方、で構成されています。
    気になったポイント
    ・表現の多彩さが好感度につながる。
    ・行き当たりばったりは準備が必要。
    ・ゆるさとは自己開示すること。自己開示とはできるふりをしないこと。
    ・見えるもの片っ端から描写法
    ・漢語でごまかさない。和語のすすめ。
    ・ちょっとした物言いが人生を左右する。

  • 自己啓発

  • 本書に書かれていることについての感想は特にない。
    2010年5月の発行だが、その中の章立てで「同情ではなく共感」、「今こそ必要な「ちょいゆる力」」という表現に着目。まさに今の時点では当時よりもそのウェイトが高まっているポイントのような気がする。ちょいゆるの代表として蛭子さんを挙げているあたりは観点が違うのだが、自己開示し、無防備な自分を見せつつ気骨のある人というのは今に当てはまる気がする。

    有吉ブームのあとのカズレーザーというラインには興味を持っている。

  • タイトルへの評価はさて置き。

    今の自分の心情に同調するからなのかは、分からないが、とても分かりやすく端的な一冊。

    ふとした時に読み返したい一冊。

    きっと、誰しも思い当たる節があると思う。

    思い当たる奴が多い、どこにでもあるありふれた内容だろと切り捨てる方がいるならば、もう一度ゆっくりと噛み締めて読んでみると良いかもしれない。

  • 2014. 1. 18

  • 話し言葉のプロによる「口のきき方」読本。日本語の乱れ苦言を呈するおじさんの説教にも読めるが、言葉の変化に寛容な立場のようだ。ただし、そうした新しい語彙や話法を使う場面の判断には、慎重な姿勢を求めている。
    タイトルは好きじゃないが、日本語、特に話し言葉を大切にする著者の思いが伝わってくる本だ。

  • 最初は良かったんですけどねぇ……
    会話の妙について期待していたのですが段々と違う方向へ進んでしまいました。残念です。

    感動の伝え方や普段使わない言葉を使っておきましょうあたりは良かったのに。
    読むほどにぼやけてしまいました。

  • タイトルの話は最初だけ。アナウンサーとしての経験や言葉についての話。

  • 「即答する」ことがいけないの?という捻りのきいたタイトルなのかと思いきや、ろくに考えもせず「できません」と即答する本当のバカのことだった。内容としてもタイトルで感じたことと同じように、捻りや面白味がほとんどない。残念。

  • ラストミー。腹案がある。あなたとは違うんです。・・・深い思慮もなく発語し墓穴を掘った即答の数々。言葉の恐怖を学ぶ。一驚を喫したのは、アナウンサーは子供が言葉を覚えるように、とりあえず口に出して言葉の感触を体験することにより、言葉自体を自らのものとするよう努めていること。言葉は、生身の人間を相手に実際に口に出し、その体験とともに体に叩き込まないと板についた感じにならないという。どれだけ本を読んで語彙を広げても、日頃から口に出していないと、いざという時に出てこない。どれだけ言辞を目に焼き付けていようが口が回らない。なんで自分が訥弁なのか、大きな原因の一つが分かったような衝撃があった。このほか、「ゆるさとは自己開示」、「かとりことば」、「目下の上から目線」「だらだら繋ぐテェ言葉」など、新種の言葉に目から鱗落ちまくりであった。

  • タイトルにつられて読んでしまった。他の方のコメントにもある通り、タイトルのネタはほんの少し。全体を通して語っているのは言葉の重み。日々努力しているアナウンサーでも自分のコメントに日々反省して悩んでいるわけで、プロからして見れば一般人は言葉の重み、重大さをまったく理解できていないという厳しいご指摘が随所にあり。皆さんは1分で語るという仕事をしているわけではないのだから、言葉を受け止めてよくよく考えてから返答するのがよろし。

  •  人気アナウンサーが「話し方」について論じた本。話しのプロの本だけに説得力がある。まわりくどいのはもってのほかだけど、即答すればいいってもんじゃない。自分の想いを相手に伝えるには、それなりの伝え方があるんだということが分かった。
     話の内容も重要だけど、話し方だって重要。話し方が悪いと、内容がいくら良くても相手を動かすことは出来ない。相手を動かすには、情熱とテクニックが必要なんだろうなあ。

  • 即答する前にすべきこととは?

    →即答する前にちょっと言い方を考えてみる
    語彙力、表現の多彩さが好感度につながる

  • 言葉のプロが、普段の生活でよく耳にする言葉の裏に隠された、話者の心理や、聞く側の立場になると、いかにそれが失礼かと言う事などを、解説している。
    「ら抜き」言葉で話されたインタビューを画面にテキスト表示するときに、「ら」をつけている。とか、動物を「人」と言っているのを「頭」にするなどの苦労があるが、ついつい過剰に修正していしまう話などは、なるほどと思った。
    軽い気持ちで読める。

  • タイトルについての議論は最初の数ページで、あとは言葉づかいやボキャブラリーの多少の功罪や、言葉がいかに人間関係を潤滑にするかまたはその逆もあり得るか、今のおかしな日本語について問題提起している。世界で一番難しい言語と言われている日本語だが、それだけ感情や状況、あらゆる述べたいこと、はては上下関係で相手を不愉快にさせないなど、要望のストライクゾーンがピンホール並みに狭くても、いくらでも的確に伝えられる可能性があるということ。でもそれには、日本語を使いこなせなければならない。使いこなしたうえで、豊かな表現力を身につけたい。そう思わされる。

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著者プロフィール

1950年神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、文化放送にアナウンサーとして入社。
1992年からフリー。テレビ、ラジオの司会を中心に活躍する。その一方、49歳で東京成徳大学大学院心理学研究科に入学、51歳で心理学修士号を取得。シニア産業カウンセラー、認定カウンセラー、健康心理士の資格を持ち、カウンセラーとしても活動している。
東京成徳大学客員教授、日本語検定審議委員も務める。主な著書に『口のきき方』『すべらない敬語』 (以上、新潮新書)、『心を動かす「伝え方」また会いたくなる「話し方」』(講談社+α文庫)、『敬語力の基本』(日本実業出版社)、『おとなの雑談力』(PHP文庫)など多数。

「2020年 『イラッとさせない話し方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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