知的創造の作法 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
2.80
  • (3)
  • (6)
  • (35)
  • (15)
  • (5)
本棚登録 : 233
感想 : 23
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105432

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 阿刀田高が創作の極意を大胆に披露。
    ① 対象を分析し、整理し、目的に沿って要領よく特徴をつかむ力。知識をダイジェストする力が必要。池上彰さんは見事。② ダイジェストの土壌からアイデアを生み出す力。これは簡単ではない。セレンディピティ。不思議がる力。ノートに雑然といろいろなアイデアをメモしておくと思わぬ発見につながる。それらのアイデアに登場人物やプロットが加わり、作品が完成するが、よい作品にするためには、プラス・アルファの様々な知識、体験が必要。これは小説家でなくとも仕事に役立つ技術かと。

著者プロフィール

作家
1935年、東京生れ。早稲田大学文学部卒。国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続け、78年『冷蔵庫より愛をこめて』でデビュー。79年「来訪者」で日本推理作家協会賞、短編集『ナポレオン狂』で直木賞。95年『新トロイア物語』で吉川英治文学賞。日本ペンクラブ会長や文化庁文化審議会会長、山梨県立図書館長などを歴任。2018年、文化功労者。

「2019年 『私が作家になった理由』 で使われていた紹介文から引用しています。」

阿刀田高の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
佐藤 優
ジャレド・ダイア...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×