- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106105609
作品紹介・あらすじ
現役教授だからこそ、ここまで書けた! 「東大教授」とはどのような職業なのか? 給与、適性、学歴、勤務時間から、キャリアの積み方、研究や教育の醍醐味、入試突破法や有名人との交際などまでを徹底解説。
感想・レビュー・書評
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霞ヶ関に近すぎると大変そうである.矢張り研究に純粋である京都大学こそ,古き良き伝統的大学ではあるまいか.
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内部事情を知るにはこのような本があっても良いのか。
なりたい人、関わる人、分野として興味がある人にとっては面白い本であろう。 -
実態がよくわかる、毒がない描写
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東大教授の生態を詳細に説明している
本人は東大の土木工学科卒で現在は生産技術研究所教授
東大教授になる方法、知的生産の魅力、収入、栄誉など細かく話しており
組織としての東大の運営の話にも深く踏み込んでいる
基本的には研究と教育が好きで努力ができ、かつ運と才能が必要だという話 -
著者が本職上でも関わりのある分野の方なので興味深く拝読.政府の審議会や委員会での立ち振る舞いなど非常に現実的なことが書かれてある.職務上大学の先生などとお付き合いがある方は一読を薦める.でも分野によってだいぶ違うかな.
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東大教授になる方法から、なった後の業務や社会的役割についてまで幅広く書いてある本で、非常に役に立ちました。しかし、東大教授になる方法についてはそこまで細かく書いてありません。一方で、なった後のことがかなり詳細に書かれており、この本は大学教授への道を歩み始めている人に向けて書かれているのかなと思いました。東大に限らず、教授職を目指す全ての人に役に立つ、素晴らしい本だと思います。
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「東大教授」と銘打ってはいますが、一般の大学の教員の生活録として読み替えることもできる部分もあります。したがって東大教授を目指される方にも、それ以外の大学教員を目指される方にも(!?)有用な書物かと。
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これ、タイトルは東大教授にしておく必要あるのだろうか?
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東京大学の教授の生態がわかります。
著者は、常識のある教授です。
そして、東京大学への思いが詰まっています。
当たり前かもしれませんが、教授は管理職(研究室の長)であるということが認識できました。
大学で働く人や大学院進学を考えている人には、「第二章 どうすればなれるのか」「第四章 醍醐味と作法」「第五章 知的生産現場のマネジメント」参考になると思います。
【目次】
第一章 東京大学教授解体新書
第二章 どうすればなれるのか
第三章 社会的役割と権威
第四章 醍醐味と作法
第五章 知的生産現場のマネジメント
第六書 おわりに