余計な一言 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 452
レビュー : 50
  • Amazon.co.jp ・本 (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106105777

作品紹介・あらすじ

なぜあの人にムカつくのか? 元凶は、その一言! 「だって」「でも」の連発、「行けたら行く」という曖昧な返事、下手な毒舌、「ごめんごめん」のリピート病、バカ丁寧な敬語乱用……職場、家庭、人間関係に潜む28の「地雷」を徹底解剖。

感想・レビュー・書評

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  • 何となく思ったことを言っただけなのに、相手の心を深く傷つけることは、知らず識らずのうちに起こっている。
    無意識にかどうかはともかく、そんな「余計な一言」は、人間関係を破壊してしまうのだ。
    しかしながら、それを気にしてばかりいては、会話は弾まない。どうすればいいのだろう。そのヒントになるのがこの本だ。
    この本から一貫して読み取れるメッセージは、相手の話を"ちゃんと"聞くことの大切さだ。
    余計なことを言ってしまうのは、実は相手のことを全く考えていないからであり、そうなってしまうのは会話が"浅い"から。"深い"会話をするには、相手の言葉の奥にあるメッセージを読み取ることが必要だ。
    用意したことを言うのでなく、頭を真っ白にして相手の話を聞く。そうすれば何を言えばいいか考えなくとも自然と出てくる。
    「言いたいこと」が優先しすぎて、相手の話を遮ってないだろうか。そんなときこそ、「余計な一言」が顔をのぞかせているのだ。

  • ①でも
    だって 
    逆に~ 
    あと、
    はい、全部余計ですね。

    ②使わないために
    チェック習慣。
    読み直す。
    ルックアフター
    しゃべった言葉は元に戻せないから、
    話し言葉だけは、毎日の振り返りしかないと思う
    のだがどうなんだろう。
    毎日振り返り、日記をつけると
    少しずつ改善されてきているような気がする。

    ③敬語=距離
    この話、著者の他の本でもいっていたなあ。
    敬語の正しい使い方
    だけでなく
    敬語の使用相手による使い分け
    も難しい。
    これが上手になると
    職場の人間関係もさらにうまく構築できる
    ようになるのかも。
    敬語の体力。

    ④ノー、もはっきりと。
    お返事は早く。
    相手の時間を奪っている。

  • 余計な一言。斎藤孝先生の著書。私はおしゃべりが大好きで、悪気はないのだけれどつい無神経で余計な一言を言ってしまいがち。当たり前だけれど、自己中心的で自分勝手で無神経な会話は相手を不快にさせることもある。事実や本音、苦言、悪口、マイナス発言と受け止められる可能性があるときには特に気を付けないと。会話やおしゃべりを楽しむためには、相手への共感を忘れないこと。

  • 教育学者の齋藤孝が、「余計な一言」を言わないためにどうすれば良いかを指南した一冊。

    メディアに多数露出し、また自身の経験などを元にしているだけあって説得力があった。

  • すぐに読み切れる本だが、だからこそ本を読む習慣がない人にも読んでもらいたい本。
    深みのある人間になるためには、「余計な一言」を会話から削ぎ落とす必要がある。
    僻みからネガティブな一言を挟んでしまうことがよくあるので、意識して直そうと思った……。
    何度でも読み返したい本に久々に出会えた。

  • 「で」より「が」、がんばる禁止は実行していることなのもあり、深くうなずける項目が多く、すっと読了。

  • 最初っから、耳が痛い…(T_T)
    でも、だって、と言うな。あと、あと、とくどくど話すな。簡潔に、要点を話せ。全然できてないことを痛感。
    良い内容だと思うが、文字が大きくて行間も広い。情報量は少なすぎ。

  • 私もかつては言いたがりな人間でしたが、いつの頃からか、基本的に嘘は言わないが本当のことも言わない、に方針転換しました。
    他人の悪口を言ったり、悪意をぶつけて敵対する気なんて全くない。だけど、嫌なものは嫌で、嫌いな人は嫌い。口に出して言わなくてもいい、腹の底で何をどう考えるかは本人の自由。だったらノーコメントというのもありだろうと。
    本当のことも言わないというのは誠実ではないんじゃないかと最初は思いましたが、本音が本当に必要とされる場面はそんなに多くないというのはこの本に書かれている通りだし、相手を不快にさせるつもりはなかったのに、そのひと言は失敗だった、という事態に陥ることもなくなりました。余計なことを言わずにいることで、無駄に敵を作らなくなったことのメリットも大きいですね。発言するのは本当に何かを言わなければならない状況になった時だけにしても、そんなに困ることはないんです。そして多分今も、口数が少ないからといってないがしろにされるようなことはありませんし、そもそも口数の少ない人間だとは思われていないようです。
    他人を不快にさせずにこちらの意見や気持ちを伝える方法を試行錯誤して身につけることで、生きていく上で重要なスキルを身につけたのだと今では思っています。
    この本の内容は私の経験や見解と合うことがかなり多く、私にとっては既知の内容と言えますが、こういうことを例を出してわかりやすく書いてある本にお目にかかったことはないと思います。
    さて蛇足ながら、村上春樹の小説は「フェアプレイの精神」で書かれているんだと。そんな風に思ったことは一度もありません。そもそもそんな切り口があるとは知りませんでした。何作か読んで懲りているはずなのに、また読んでみようかと思ってしまいました。あとがきに書かれている本も読んでみようかなっと。(某読書術の本で薦められている本よりはよっぽど読む気になりますね。←これこそ余計なひと言ですか。)

  • あと、って多用してる!色々気づかされた。少し間をおき、改善できたか、確認する意味で再読します。

  •  余計な一言を口に出さない人はそうそういないのではないか。皆が皆会話上手だとしたらそれこそ話が進まないことだろう。

     一番良いのは、その余計な一言を言わないことができる人間が常に余計な一言を言う人間に合わせながら会話を進めることだと思う。

     逃げるのは簡単だが世の中を透明にするためにはそれぐらいの貢献が必要だと思う。

     本文中の例文のケースはかなり都合よくまとめられていて現実社会には沿わない部分もあるような気がする。
     
     これも余計な一言になるのだろう。

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著者プロフィール

齋藤 孝(さいとう たかし)
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業後、同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。学者、作家、文化人の役割で多くのメディアに登場している。
2001年『身体感覚を取り戻す』で第14回新潮学芸賞を受賞。2001年発行の『声に出して読みたい日本語』は250万部を超えるヒットとなり、第56回毎日出版文化賞特別賞を受賞。
その他、『語彙力こそが教養である』など多くの著書があり、発行部数は1000万部を超える。『こども孫子の兵法』など監修作のヒットも多い。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。

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