迷いは悟りの第一歩: 日本人のための宗教論 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106033

作品紹介・あらすじ

なぜ私は〞神〞を捨て、仏の道を歩んだのか――。神と隣人を愛するか、無常・無我を悟るか――。ふたつの宗教を生きるドイツ人禅僧が、キリスト教と仏教を徹底比較。迷える日本人にこそ伝えたい、本物の仏教の教え。

感想・レビュー・書評

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  • クリスチャンとして育ったが、座禅に魅せられ出家得度し、遂に、安泰寺の住職となったドイツ人の、キリスト教と仏教の比較論。
    「悟りは、迷いの自覚です。迷いがなければ、悟りもなく、迷いは悟りの”原料”といっていいかもしれません。逆に言えば、悟りがあるからこそ迷いに気づかされるのです」なるほど。
    「親鸞上人の『善人』とは『いい人』ではなく、『自覚のない人』のことです。つまり、自分のことを勝手に『いい人』だと思い込んでいる、とんでもない誤解をしている人のことです」あてはまるかも。
    無宗教の人間には、理解するのはなかなか難しいか。

  • ドイツ社会で生まれ、ドイツ社会が当たり前のようにしているキリスト教習慣に原始的疑問を抱き、クリスチャンの洗礼を受けながらも、日本の禅に憧れ、日本にやってきて93年に出家得度してしまった著者の愉快なタッチの宗教比較論?

    現在、曹洞宗・安泰寺住職で、檀家ゼロ、自給自足、座禅三昧の修行生活をおくっている。

    ユダヤ、キリスト、イスラムの一神教の本質、違い。

    日本仏教の日本文化論を挟みながら、著者独特の比較論。

    ドイツ人ならではの論理的な文章で、宗教とは何ぞやを解りやすく説明している。

    もう一冊読んでみたくなりました(笑)。

  • 仏教とキリスト教の違いが、こんなによくわかるものはそんなにないかも。

  • ドイツ人で日本の禅僧になった著者の経験的仏教・キリスト教比較論。文章量も少なく読みやすいので、軽い宗教入門として良いかな。

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