人間の愚かさについて (新潮新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106149

感想・レビュー・書評

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  • 人間の愚かさとは。虐殺など、人の道に反する事を指すのだろうか。本著では時折、日本人が平和ボケしていたり、国際的には誤った判断をしている点を指摘するが、私自身はそれが愚かさとは思わない。行為や結果が愚かだとか愚かではないとかは、立場によって異なるだろうから、この本も曽野さんの哲学や価値観に過ぎぬし、だからこそ読む価値があったのだと思っている。

著者プロフィール

1931年、東京に生まれる。作家。53年、三浦朱門氏と結婚。54年、聖心女子大学英文科卒。同年に「遠来の客たち」で文壇デビュー。主な著作に『誰のために愛するか』『無名碑』『神の汚れた手』『時の止まった赤ん坊』『砂漠、この神の土地』『夜明けの新聞の匂い』『天上の青』『夢に殉ず』『狂王ヘロデ』『哀歌』など多数。79年、ローマ教皇庁よりヴァチカン有功十字勲章を受章。93年、日本芸術院・恩賜賞受賞。95年12月から2005年6月まで日本財団会長。

「2023年 『新装・改訂 一人暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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