- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106106330
作品紹介・あらすじ
それでも言わずにいられない! 数々の物議を醸してきた著者が、ズレた若者から、偏向したマスコミ、無能な政治家、おかしな隣国まで、縦横無尽にメッタ斬り! 綺麗事ばかりの世に一石を投じる書下ろし論考集。
感想・レビュー・書評
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【永遠の0】・【海賊と呼ばれた男】など、★5つをつけている作品もあり、好きな作家さんの一人ではありますが、何かとお騒がせの百田氏。
TV報道やツイッター等で、暴言とされるその発言は、炎上すること度々。
私自身、メディアによって報道される百田氏の発言の一部をとらえ、「それはちょっと…」と思ったこともありました。
が…
報道では前後がすっぽり抜けていたり、誤った(?)解釈のもと、報道されたり…
なかなか全文、全容を知る機会はありませんでした。
そんな状況で百田氏が黙っているわけはなかった!
【大放言】なる本で、しっかり主張されています。
”どこからも突っ込まれない意見や、誰からも文句の出ない考えというものは、実は何も言っていないのと同じだ。鋭い意見と暴論は実は紙一重なのである。(本文より)”
全て、「その通り!」と思ったわけではありませんが、「そうそう!」「うん、うん!」とうなずく箇所もあり、面白い本でした。 -
この本は2018年の1月23日に読み終えたのだけど、前の晩に羽田から新宿までのリムジンバスに乗ったら大雪で都市高速出口を滑ったトラックが塞いで大渋滞!(@_@)
翌朝6時に新宿駅に到着するという信じられない体験をした車中で読んだ本です笑
そんな状態で読んだせいか、著者の歯に衣着せぬ物言いに圧倒され、なるほど、そうそうと読み、読後スッキリしたことを覚えています。
期待していた松下幸之助さんの「道をひらく」よりよほど良かったです。オススメ! -
書店で気になって拾い読みしていたけれどついに(?)通読してしまった。…や~、おもしろいおじさんですよね。
言ってることが良いとか悪いとか、正しいとか正しくないかとか、賛成出来るか、嫌悪するかといろいろなスタンスがあるでしょうが、まずはなかなか人が言いにくいことをずばっと放言してしまう態度がすごいなぁと思います。
わざわざ、とうに過ぎた結構前の炎上ネタまで掘り起こして章立てまでして書いているのも、自分の言い分を改めて公開するというより、何だかわざと露悪的になっているかのようにも見えます。
人は言いにくいことは言わずに済ますものです。大方は。
炎上したらば嬉々として(としか見えない態度)油をどんどん注ぎまくる著者の発言にはもう、痛快ささえ感じます。
多分近くにいたら私には避けて通りたい人種の方ですが、何事も無視や無関心を通すよりは、例え人々の不興を買おうとも発信し続けるという姿勢には見倣うものもあります。
こういう態度を世間に見せつけてくれる存在は貴重だと思いますね。これから何をどう発信してくれるのか、注目して行きたいですね。-
以前はよく読んでいた著者の作品は、あの発言以来手にしていません。
しかし、ruko-uさんのレビューには、なるほどと思いました。決して忌避...以前はよく読んでいた著者の作品は、あの発言以来手にしていません。
しかし、ruko-uさんのレビューには、なるほどと思いました。決して忌避することなく、その存在自体は認めるべきでしょうね。2016/08/04 -
hongoh-遊民さん、コメントありがとうございます。
たくさんの、しかも広いジャンルの小説をたくさん読まれている方なのだなぁと感嘆...hongoh-遊民さん、コメントありがとうございます。
たくさんの、しかも広いジャンルの小説をたくさん読まれている方なのだなぁと感嘆しながら時々 hongoh-遊民さんの棚を覗かせていただいておりました。
読みたい本はたくさんありますが遅読なため、なかなか読書量が増えません。
そんな中で思わず手に取ってしまった「大放言」、引力があったのでしょうね。
ちょっとナナメくらいの内容のものが好きです。…こちらはちょっと、どころではないナナメっぷりでしたけども(笑)2016/08/05
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タイトル通り、ここまで大放言されると清々しい。
ただ、細かいことを言えば「親を尊敬」云々の話から、僕個人とこの著者の主張とは異論だらけだし、当然僕以外の人もそう思うだろう。
それだけに、このタイトルだ。
あくまで放言であって、ガチな話じゃないという意味を込めてこういうタイトルなんだろうね・・・ウマイねー。 -
世代間格差があるのか、ときどき意味不明になることがあるが、総じて内容自体には問題がないように思えるし炎上した過激発言にしても説明を聞けば、まぁ、そういうことなのかと思えた。前半部は視点がおもしろく参考になった。
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沖縄の話とか、9条の話とか、私個人の考えとは違うところは多い。けれど、言論弾圧されるような世の中は嫌だし、発言の一部を切り取って曲解して叩こうとするような風潮は嫌だし、叩かれるのを恐れて炎上するのを恐れて、自由に発言できないような空気が嫌だと思う。
作者には、炎上するのを避けたりせずに、これからも好きなことを発言してもらいたい。 -
痛快そのもの。素晴らしい。本当に言葉狩やマスコミの捏造記事に関しては呆れる他はない。「なんでもコスパで考えるバカ」が特に秀逸で共感しまくり。
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いろんな意見もあるわなって感じ。まあ面白かった。サクッと読めた。
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ベストセラー作家で何かとお騒がせな百田氏。
なんだかんだでやっぱり文章がうまいよなぁ。言いたいことをいっているようで、すらすらと読ませるのはすごいと思う。
マスコミが、言葉の一端だけを切り取っておおげさに騒ぐのはホントどうにかしたほうがいいと思う。テレビに出る人はどんどんワードが狭くなっていくよね。それが幸せな社会につながるんだろうか。
といって、彼のすべてを信じるわけではもちろんなく。要はちゃんと自分で調べて考えようね、ということなんだけども。そんな時間がある人は少ないから、やっぱりマスコミが大事なのである。
自分探し業界のカリスマ、高橋歩、懐かしいなぁ
大学時代に高橋歩が大好きな先輩がいたことを思い出す。
コメントありがとうございます!
私も百田氏のあの発言は…と思っていた一人です。
この本はとりあえず、hongo...
コメントありがとうございます!
私も百田氏のあの発言は…と思っていた一人です。
この本はとりあえず、hongoh-遊民さんがおっしゃるスタイルが良いかと~
あの発言とは関係のない個所は、うん!うん!うなずける箇所も多かったです。
はい!ぜひ~
本屋さんにはごめんなさいですね~^^
はい!ぜひ~
本屋さんにはごめんなさいですね~^^