宇宙を動かす力は何か 日常から観る物理の話 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106439

作品紹介・あらすじ

こんな授業を受けたかった! 複雑な世の中をすっきり理解してシンプルに生きる知恵、それが物理だ。若き物理学者が数式ゼロで解説。AKB48総選挙の話を読むうちに相対性理論まで分かる特別講座。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすく、理解しやすかった

  • 最初AKBの話で少しダラダラするかと思ったが、そのあとは興味を惹かれて一気に読めた。
    文系の自分でも十分楽しめた。

  • 相対性理論が理解しやすい

  • 相対性原理や相対性理論の説明が、数式なしでものすごくわかりやすい本でした。説明がうまいです。

  • 宇宙のはなしが最初に出てくるわけではなく、日常の話題から入るので、わかりやすい。でもやっぱり途中からはじっくり読まないといけない。

  • 数式を使わず、物の理(ことわり)を解説する。相対性原理から速さ、加速度、そして力を説き、特殊相対性理論、一般相対性理論まで。一般相対性理論はちと分かり難かったが、全体的に面白かった。

  • これはいい本!著者が「文系」学生を相手に授業をしているだけあって、単に「わかりやすい」だけでなくて、「物理って面白い!」さらには「なんだか物理の深奥に触れた気がする」という思いを味わわせてくれる。
    これ、シリーズ化されないかなあ。量子力学を著者がどう解説するのか、ほんと興味ある。

  • 最終的に一般相対性理論の肝を理解するための知識を,順番にわかりやすく積み上げていく手法で書かれた好著だ.特殊相対性理論からの展開で慣性力と重力の違いを解説した箇所(pp 234-240)は非常に理解しやすく,素晴らしい理論展開だと感じた.数式を使わずとも物理が理解できることをさらに広めていって欲しい.

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著者プロフィール

1974年生まれ。2003年に京都大学で理学の博士号を取得後、素粒子物理学者として日本、デンマーク、ポーランドの研究機関で研究に従事。2009年から慶應義塾大学商学部勤務、現在は教授。著書に『宇宙を動かす力は何か』(新潮新書)『時間とはなんだろう』『量子とはなんだろう』(講談社)などがある。


「2023年 『図解 はじめて学ぶ物理のせかい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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