言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 3005
レビュー : 415
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106637

感想・レビュー・書評

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  • 子供の成長に家庭環境は影響しない点に驚いた。

  • まあまあかな。帯分はちょっとあおりすぎ。しかし、全体を通してとりあえず著者は冷静な物言いをしているし、断定的な言い方はせず、必要最低限のエビデンスを提示しているので、素直に読んでいけばそんなに反感は抱かないのではないかと思う。ただ、「どうがんばっても無駄かもしれない」という無力感にさいなまれるかもしれないが、そこは知らない。実際、現代社会の倫理観によってキチンと検証されないまま埋もれていく主張もあるわけで、そういうものを拾い上げてまとめたものと考えておけば問題ない。

  • 遺伝がいかに大きすぎる影響力を持っているかがよくわかる。ただ努力しても変えられないことと、遺伝の力をいかに
    いい方向に向かうことができるかを考えさせられた本。
    親は無力ではない。親が与える環境(友達関係)が子供の人生に決定的な影響を及ぼすからだ。
    他ふむふむ箇所は以下
    ・女子校ではなぜ望まない妊娠が少ないのか
    ・男と女は生まれながらにして違っている
    ・黒人少年が生き延びるためたった一つの方法

  • 「決して口外してはいけない」「不愉快な現実を直視せよ」どれだけヤバいことが書かれているのだろうと楽しみに読んでみたが、そこまで衝撃的な内容ではなかった。確かにこの本に書いてあることを実社会で話せば、‘暴論’を吐いていると周りから白い目で見られるかもしれない。筆者は綺麗事ばかり溢れる世の中に現実を突き付けたく、この本を書いたのだろう。遺伝学で見る犯罪率や知能、子育ての大誤解、女性の性戦略は不愉快にはならずとも、現実を見せられたような気がした。

  • 興味深く一気に読んだ。
    薄々気がついてはいたけれど、言うと身も蓋もないし、差別につながるのでは・・というところにざっくり切り込んでいる。
    自分の立ち位置を確認するには良いけど、優生保護などの発想に繋がっていかないことを願う。
    今生きている人は、とにかく勝者。いろんな時代を生き抜いた遺伝子を持っている。
    今後も多様性は必要で、今の社会に不適合な遺伝子を持つ家系が、天変地異が起こるような時代のキーパーソンになる可能性だってないとは言えない。

  • 「言ってはいけない」
    遺伝学や心理学、脳科学などの最新の知見から人間の特性についてまとめている。
    そして「人間は平等で、努力は報われる」という希望を打ち砕くものであるところが少々残酷な事実だと言ってる。
    曰く、努力は遺伝に勝てない。人は見た目で決まる。教育で子供の本性を変えられない。
    知的社会での経済格差は知能格差だとデータではっきり示している。
    よく考えて見れば誰もがそう思っている当たり前のことであるとも言えるが、「それ言っちゃあおしまい」と言うところだろう。また別の見方をすれば「分を知れ」と言うことかも知れない。
    とはいえ、最初からあきらめてしまうのも考え物だ。いつの世でも先行きはどうなるかわからないし、本当に能力があるのかどうか、なかなかわからない場合もあるだろう。もっともそれも若いうちはと言うべきかも知れないが。
    格差が問題となっている昨今、人間社会としてどの程度の能力による結果の格差が妥当なのかは考える必要はあるだろう。
    いずれにしても、好むと好まざるとに関わらず、あまり無理せず最善の努力をするしか仕方がない。

  • 知能や犯罪性向に関する遺伝の影響や美人の得など、あまりおおっぴらには語られない話題について書籍の紹介のような本。

    ドーキンス、エイドリアン・レイン(!)、ハマーメッシュなど、著者の意見を補足するような本を一方的に引用している観も強く、出典にあたったほうがよいかもしれないが、新書ですぐ読めるのはメリットか

  • 「そうでもなかった」としか言いようがない。

  • 筆者の本は好きである。表だって言わないような本音や、通念とは異なった意見を述べることも多く、これまでも参考にしてきた。この本でも、生きていく上で、身も蓋もない様な説が繰り返される。運命として受け入れて生きていくのか、抗って生きるのか、人の考え方次第かもしれないが、やはり可能性を信じたいと考えてしまう。

  • こんなにレビューの書きにくい本は初めて。しかし一読、二読の価値はある。

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著者プロフィール

作家。1959年生まれ。2002年国際金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部を超えるベストセラー、『言ってはいけない残酷過ぎる真実』(新潮新書)が45万部を超え、新書大賞2017に。『幸福の「資本」論』(ダイヤモンド社)など著書多数。

「2019年 『2億円と専業主婦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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