言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 2994
レビュー : 413
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106637

作品紹介・あらすじ

きれいごとでは生きられない……。この社会の美言は絵空事だ。往々にして、努力は遺伝に勝てず、美人とブスには残酷な「美貌格差」があり、子育ての苦労はほぼムダになる……。人気作家が明かす、この「不愉快な現実」を直視せよ!

感想・レビュー・書評

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  • 「人間界のタブーが今開かれる」

    ①子供の知能は環境によってのみでは決まらない。知能は遺伝の影響を強く受けている。

    ②顔の幅が広い人はテストステロンという攻撃的な行動を促すホルモンが多い。

    ③私は遺伝と環境によってわたしになる

    ④人のオスが遠い祖先から受け継いだ遺伝的プログラムは世界を内と外に分け、仲間同士の結束を固め、外を殺して縄張りを奪うこと。

    ⑤親の一番の役割は子供の持っている才能の芽を摘まないような環境を与えること。

  • 遺伝による影響を力説した、不都合な真実を説く。男女、人種による天与の能力の違い。

  • 題名が惜しいけど、内容はとてもおもしろくいろんな学術論文を元に話されている。
    だけどあまりにも危険な内容なので、こうやって題名でごまかすしかないのかなと。
    危険というのは、愚かな人がとりまちがえると優生学として悪用する可能性がある点だ。
    その境目が非常に難しいなと思ってしまった。

    親としては、ほとんど遺伝子で決められていて親の影響は少ないというのはポジティブに受け止めている。 というのは、愛情をたくさん注いで、よい友達をつくれる環境を整えてあげれば(あわよくば女子校に行かせたい)、それなりに育ってくれそうだ、という楽観視からだが。

    色々動物等と比較してのデータが多いが、人間が人間たる理由は、愛が必要である点だと思う。愛がないと人間が全てにおいてだめなのは明白の事実である。重要な要素である愛の存在がこの本では言及されてないのでその点を踏まえていろいろと気をつけて読むべきだろう。

    思い込みが激しい、洗脳されやすい人は読まないほうがいいかも。またこれを元ネタに他人をあーだこーだいいそうな人も。

  • タブーとみなされる内容が書かれている。
    目次を見て興味のある内容だけでも読んでみる価値はある。
    結局は遺伝で決まるよってこと。

  • 大体は遺伝で決まってる。

  • 結構トンデモなところも多い。センセーショナルにするために人種や男女の差を強調しすぎたと思う。ダイバーシティを重視している国の方がGDPは高いだろう。機会の平等化は効率性を生んでいると思う。

    最後の集団社会化理論はなかなか興味深い。しかし、友達の世界ばかりが強調されるのはちょっと眉唾。個人的には親の影響を受けている。命令という形の有効性は低いかもしれないが、自発性を刺激するようなコミュニケーションは影響を十分に与えうると思う。

  • もっと身も蓋もない下世話な内容かと思いきや、意外とその主張(仮説?)には科学的・合理的な裏付けがあり、納得するものも多かった。我々の認知=知性は偏向しており、構造(システム)に囚われている。そのリスクに対する警鐘と認識し、常に自らの視座に備えるべし。

  • 最後の最後までこの本の意図が分からなかった。

    諦めの本なのかな?
    多少生きることに対して不利を感じていても、
    それを理解しているかどうかで、
    やり方はいくらでもあるから、
    諦めではないかな。

    諦める人は諦めたらいいと思うけど、
    強い意志を持って、継続させることが、
    いろんな成功の最短ルートだと思った。

    いやー、これを信じてしまえば、残酷すぎる。
    理解したうえでどう行動するかがポイントになる気がする。

  • 一言、面白かった!

    勉強が出来る子や、スポーツが得意な子、音楽や芸術的才能がある子、あるいは犯罪に走ってしまう子など、それらは全部遺伝的要素から来るもので、でもその才能を発揮させられるのは親の努力ではない。とww

    途中までね、例に持ち出すデータが戦前戦後の物だったりして、現代のトレンドはそこからじゃ分からないんじゃない?って思いつつ、
    まぁ当時はこんな研究もされてたんでしょうね〜今のデータはないけど。

  • 現在子育てに悩むものとして、主に「Ⅲ.子育てや教育は子供の成長に関係ない」が気になって読んでみました。

    「子供集団のルールが家庭でのしつけと衝突した場合、子供が親のいうことをきくことは絶対にない」というのは、自分自身が親のいうことを聞かずゲームばかりして、ゲーム好きの友達とゲームばかりしていたことを考えると納得させられてしまいます。自分の子供についてもシンプルな服装を勧めるのですが、友達の影響で「プリキュア」の服が良いとしきりに言ってくる(テレビで見せたことがないのに)のですが、子供が仲間との関係をつくるための本能的な行動だと思えば、まあ仕方がないと考えられるようになりました。

    他にも安静時心拍数が低いと犯罪を犯すリスクが高まるなど、遺伝や体質による影響は強いという研究がたくさん書いてあります。人により差があるということは認め、一方で思い込みなどでの差別や決めつけはよくないと、当たり前ですが思いました。

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著者プロフィール

作家。1959年生まれ。2002年国際金融小説『マネーロンダリング』(幻冬舎文庫)でデビュー。『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』(幻冬舎)が30万部を超えるベストセラー、『言ってはいけない残酷過ぎる真実』(新潮新書)が45万部を超え、新書大賞2017に。『幸福の「資本」論』(ダイヤモンド社)など著書多数。

「2019年 『2億円と専業主婦』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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