ジブリの仲間たち (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 408
レビュー : 35
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106743

作品紹介・あらすじ

名プロデューサーが初めて明かす「宣伝と広告のはなし」。僕はこうやって映画を売って来た――。『風の谷のナウシカ』『千と千尋の神隠し』『風立ちぬ』等々、この30年間、なぜジブリだけが大ヒットを続けられたのか?

感想・レビュー・書評

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  • ジブリ映画の宣伝なんて「新しい映画、作りました」と言えばそれで済むじゃないか、と思ってた。
    でも、『もののけ姫』の時も『千と千尋の神隠し』の時も鈴木敏夫プロデューサーは闘っていた。いつだって闘っていた。面白くない訳がない。そんな1冊でした。

  • ジブリファンにとっては最高に面白い内容だった。
    ジブリは作品自体が素晴らしいのは勿論だけれど、鈴木さんという一流のプロデューサーをはじめ色々な人がいたからここまでの映画になっだということを知ることができた。
    鈴木さんも宮崎監督も信念を曲げないで 映画を作り続けているところに感動。

  • ジブリが好きで鈴木敏夫さんにも興味があった、テレビで拝見しただけのお人柄は押しが強い感じで個人的には引いてしまったのだが、仕事はできるんだなぁという印象。でもあれだけ人を惹きつけるのだから、一緒に本気で仕事をしたらとんでもなくキツいだろうけど学ぶことが多いんだろうと思った。宮崎さんもそうだが熱い方なんだなと思う。
    何気なく目にしている宣伝の内幕は、こんなに手がかかっているのかと時代や映画の内容を思い出しながら読めてすごく面白かった。数字や理論の裏づけにも驚いたし、テレビで拝見した時はなんでコピーにこんなに断定的に良し悪しが言えるのだろうと思っていたけど、その背景がわかった。作者以上に作品を見て時代の空気を感じる力と努力がすごいのだ。それでもセンスに自信を持てるってすごいなぁと単純にビックリする。そして人を惹きつけるだけの魅力と言葉力、行動力。この本でも実名で書いちゃうサービスとちゃっかり宣伝しちゃうところ。
    藤巻さんが仕事しないのになぜかとてもきになる存在だった。

  • ジブリが、ますます好きになる!

  • ジブリは大嫌いだけど、ここに出てくる宣伝の話は面白い

  • ジブリが好き、もしくは広告の世界が好きなら楽しめるであろう作品でした。そして、熱い!!男くさい!!
    無駄な情報や作品自体のメッセージはほぼ届けず、「どうやって私はジブリ映画を売ってきたか」をある意味淡々と、でもとても感情的に伝えてきてくれた本でした。

    私はジブリの作品と育ってきた世代だけど、作品そのものだけじゃなくて広告や広報手段もあらゆる変化があったことを知った。キャッチコピーがどうやって決まっていったかが、個人的にはすごく面白かったなぁ。

    ジブリ作品と共に成長できたことを、とても幸運に感じます。

  • スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏が宮崎駿監督の長編からの引退を表明したのをきっかけに、ジブリ設立からの30年をまとめた本。

    なんてバイタリティと発想力、カリスマ性に優れた人だろうか。
    ジブリの名監督二人に目を奪われて見落としがちだがこの人も天才だ。

    宣伝の鬼。

    こんなに押しの強い人になれるだろうか、いやなれない。

  • ジブリ映画をヒットさせた鈴木氏の著書。途中で関係者から見た鈴木氏に対する印象がかかれている。そこでは鈴木氏は言葉数少なく、また暴言話よく吐きすぐに手が出るという内容が多々あり、驚いた。鈴木氏サイドの話だけだと、温厚で真面目な人なのかと勘違いしていたのだ。映画は金をかけて宣伝すれば必ずヒットする。金をかけるほどヒットする。という黄金の方程式を作った鈴木氏。世の中に流行らせるには、皆に周知してもらうというきっかけを金でつくらねばならないのだ。本書の中で、ホームページで制作日誌を毎日更新するという内容がある。そこで鈴木氏は、ファンの人に、制作スタッフの一員であるかのように感じてほしかったと話している。これは私の仕事でも参考になりそうだ。

  • ジブリ映画が何故ヒットしたのか、という手法を事細かに記した本。宣伝費を大量に使って、様々なメディアに映画情報を大量に露出すれば宣伝費に応じてヒットしますよ、と簡単に書いてある。ただ、よくよく読むと作品毎、時代毎に宣伝手法を切り替えたり、泥臭い事もたくさんやっており、この人のまねをするのは相当大変だし、同じようにやっても簡単にヒットする映画を作り出せるわけもないな、と思ったのも事実。時代の流れをうまく見極めて、その波にうまく乗っているな、と感じた。流れを掴むのも、流れを乗りこなすのも大きな才能だよな、とも思う。もちろん、映画本体が良くないとどれだけ宣伝してもダメという側面もあるので、宮崎・高畑という両天才がいてこその大ヒットだとも思うけどね。

  • ジブリの広告戦略。プロデューサー鈴木敏夫として、どのような広告戦略を打ってきたのか、興味深く読めた。

    次の文章が印象的だった。
    『プロデューサーの仕事というのは探偵業と同じなんだ。その作家が何をしようとしているのかを探る。一方で、現代というのはどういう時代なのかを探る。それをもとにどう宣伝するかを考えなきゃいけない。映画というのはストーリーを売るんじゃない。哲学を売るんだ』

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著者プロフィール

スタジオジブリ プロデューサー

「2018年 『禅とジブリ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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