鋼のメンタル (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 1116
レビュー : 129
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106106798

作品紹介・あらすじ

最後に勝つのは精神力だ。バッシングを受けてもへこたれず、我が道を行く「鋼のメンタル」はどのように形成されたのか。ベストセラー作家が初めて明かす、最強のメンタルコントロール術!

感想・レビュー・書評

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  • 印象に残った(分かりやすかった)ところ。
    人前で喋る時にあがる人のためのちょっとしたテクニック。
    壇上に上がった時、あるいはマイクを握った時に、慌てて喋り出さない。第一声を発する前に聴衆の顔をゆっくり見て、にっこりと笑ってみてください。それだけで聴衆の空気が変わります。
    これは、「本日はお日柄もよく」(原田マハさん)の久遠さんのスピーチの極意(話し出す前に何秒か待つ)と通じるものがあるなと思いました。

    これから聴衆の前で話すこともないでしょうが(たぶん)。
    今までの経緯から、顔がこわばってたに違いない(私)。
    人前で話すなど大の苦手ですが、(私的に)藁をも掴む思いでしていることは、目の前にこの人なら話しやすいと思う気安い友人(知人)の顔を思い浮かべる。その人に向かって話していると想定する。

    「どうせ、そんなに上手く喋れない」から
    「いい恰好をするのをやめよう」
    実は、それこそが本当の「強い心」なのです。と。
    なかなか難しいですが。

  • 何かとお騒がせの百田さん。
    久々に読みました。
    メンタルは鍛えられる!
    ちょっとしんどい時に読むと、勇気づけられます。

  • 【本の内容を一文で】
    他人は所詮自分以外にはあまり興味なし、だから他人の事は適当に受け流す「免震構造」になりましょう!


    【内容まとめ】
    1.現代の日本は「地上最高の楽園」!なのになぜこうも幸福ではなさそうなのか?
    2.我慢をしすぎないこと!弱音を吐いたり愚痴や悪口を言って適度に抜かないと人は潰れる!
    3.他人の悪口は陰湿にではなく、笑い話として言いましょう!


    【感想】
    「好きなことをしろ、何かを恐れて我慢なんかするんじゃない」それが本書の大きなテーマ。
    今まで読んできたような、「自省をすることで自律を高めよう」というような高貴なテーマとは180度ちがう。
    パンチが効いていてとても面白い内容だったし、凄く納得できる反面、鵜呑みにしたら社会的に生きて行けない危険性も秘めている気がする。
    自省しすぎるのは確かに良くはないが、開放的になりすぎるのも良くない。
    要するに、生きていくにはバランスが大切なのだろう。
    聖人君子になりすぎずに息抜きしつつ、自由で開放的になりすぎないように節度を持って生きる。
    それが一番無難だろう。自分は百田尚樹にはなれないのだから。

    この本で学んだこと、参考にしたいことは、以下の2点。
    ①聖人ではないのだから、我慢をしすぎず、抜くところは抜いてイイんだよ!
    ②人間関係なんて気にしすぎるな、他人は思った以上に自分に興味がないのだから

    「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」も最高だが、裏側でこういうパンチの効いた本を書けるなんて・・・
    やはり百田尚樹は最高だね。


    【引用】
    p14
    ・人は自分が思っているよりも強い


    p17
    現代の日本は、人類が何万年も追い求めてきた「地上の楽園」を実現させた世界!
    にも関わらず、現代人を見てると少しも幸福そうに見えない。この世界において人間関係なんぞに怯えるのは無駄としか言いようがない!!


    p23
    会社で出世していくというような事にまるで関心がない人間になりました。私にとって一番大切なのは家族であり、仕事は家族を喰わせていくためのものにすぎません。


    p50
    ・金属疲労を起こすな
    →無理に我慢せず、すぐにへこんで弱音を吐いて、息抜きをすること
    →メンタルを免震構造にすること


    p91
    ・心を壊すのも立て直すのも自分
    ある環境がその人にとっては耐えられないほど辛いものであっても、同じ環境で機嫌よく暮らしている人はいくらでもいます。
    つまり、その環境が人にとってどういうものであるかの絶対的な基準はないのです。
    すべてはその人の受け取り方次第!

    心を壊すのも自分なら、それを立て直すのもまた自分だということ!


    p97
    多くの人はプライドを傷つけられて退職するようです。
    プライドって何でしょう?


    p99
    ・人間の耐久力には限界がある
    「本当に嫌だ」と思えば、とっとと逃げるのが良い。1番いけないのは、自分を騙し騙し頑張ること!

    自分優先、会社なんて所詮他人のもの!
    いざとなれば人間関係なんか全部ぶっとばしてしまえるだけの「メンタルの強さ」を持ちましょう。


    p109
    ・橋下徹流バッシングの受け流し方
    「木星から望遠鏡で地球を眺めてみたら、僕の言ってる事なんか全然どうってことないでしょう。」
    「周囲を気にして言いたいことを言えない人は、もしかして自分を特別な人間と考えているんじゃないでしょうか?」
    「自分なんか所詮たいしたことのない人間だと割り切れば、何を言ってもどうってことないと思えるはずですよ。」


    p112
    ・「雄弁は銀、沈黙は金」←それって自信がない人の言い訳?
    有言実行には大変な勇気がいる。言い換えれば、背水の陣に自分を追い込むことに似ている。
    ただ大きな目標があるなら、不退転の覚悟で臨むつもりなら、敢えて背水の陣になることも1つの方法。


    p116
    ・お世辞くらい上手に言え


    p121
    ・他人の悪口は大いに言うべし
    美学に沿って我慢すると、ストレスたまって早死する…
    互いに大声で笑いあって言えるものが理想的な悪口!悪口は健康的!
    聞く相手を面白がらせる「芸」にすること!

    悪口言わない人は大抵が偽善者!

  • 大放言を撒き散らし、しばしば炎上騒動をおこしている著者だが、大放言によるバッシング等の被害状況を調べてみると意外にどうということもないと言ってのける。自分にとって大切な人であれば大いに発言は配慮すべきだが、自分にとってどうでもいい人に対してまで神経を遣って生きるのは愚の骨頂。評判ばかりを気にして言いたいことを我慢している人は、決して周囲の人に好かれてはいない。そればかりか周囲から完全に軽んじられてしまっている。さんざん気を遣って、これでは何のために気を遣っているか分からないというもの。寧ろ開けっぴろげでズケズケ言うタイプの方がかえって好かれている。であれば、どしどし嫌われる発言をするべし。そうすれば嫌いになる人と同じくらい好きになる人が出てくる。敵も味方もいない人生より敵もいるが味方もいる人生の方が何倍も楽しい。著者の生き方を考えれば、むべなるかな、である

  • 正直に書かれてる。健康時と比べずにもっとひどい病気の人と比べればどうってことないと言った医者の指摘は的確。リストラを恐れるのではなく、いつでも便所掃除をするぜと言う気があれば楽になる、こんな悩みも100年後には消えている、周囲の人は普段あなたが見せている行動だけを見て判断しているのであり、あなたが持っているであろう素晴らしいが隠れている部分は見えていないのだからさんなことを期待して正当に評価されていないと思うこと自体おかしい、転職で成功する人すべてに共通点があり、それは以前の会社でも成功しているという事、相手にどんどん質問するのは効果的、正しく答えればそのままにすればいいし、間違えて隙を見せれば突っ込めばいい、あなたはマイケルジョーダンでも錦織圭でもないので周りはあなたのパフォーマンスに最高レベルを、期待してはいません。下手くそだけどベストを尽くせばいい。、人前に立ったとき上がるのを避けるコツは、話し始める前に聴衆に向けて笑顔を見せる。、聴衆も少なからずあなたに緊張しているので、笑顔でやわらげる事ができる。苺があったぞ〜という声に惹かれてどんどんと、その藪に移動するな。、もうそこにはいちごはない。、自分の藪に張り付いて苺を探した方が見つける可能性が高い。

  • これは間違いなく評価がわかれるでしょ。
    私は著者が好きなので、「ああだから、あなたは鋼のメンタル♪」と感じる痛快な感じ。
    ただ、本当に、メンタル的に病んでいて、なにかにすがりたくて手に取ったならば、むしろこてんぱんにやられてしまうかも。
    百田ファンには、スッキリたのしい、ファンブックです。

  • 意外にも百田尚樹ですら、落ち込む事があるんだ、と失礼ながら思ってしまった。そりゃ、そうだ。鋼のような人間などいない。だけど、本著で書かれる通り、心も筋肉のように鍛えられる。挑戦しない人生など、抑揚もなく、後悔を誘発するようなツマラナイ生き方だ。まして、挑戦する事により、人は勝利を得るのだし、仮に敗北したとしても、その敗北により精神力は鍛えられる。挑戦した数の多い人間ほど、努力によるレベルアップと共に、勝利、あるいは屈強な力を得ていくのだ。

    サラリーマンという生き方に視野が狭まっている人は、そんな生き方を感じてみるのも良いかも知れない。プライドは大事だが、負けを怖れる必要はないのだ。

  • 書いてあることはご尤も。実施は決して簡単ではないが。。
    心を壊すのも立て直すのも自分。その通り!

  • とにかく読みやすい。全てを実践することは難しいけど、心の片隅に覚えておきたいことが多かった。

  • 図書館で借りた本。言いたい事を言え。それによって孤独や左遷や失恋など起きても長い人生で考えたら一瞬の事。我慢し続けて病気になるより良いのでは。嫌われる勇気を持とうと言う自己啓発本と近いかも。愚痴多く執念深い人は苦手なので、はっきり言う人の方が信頼できて好き。

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著者プロフィール

1956年、大阪市生まれ。同志社大学中退。放送作家として「探偵! ナイトスクープ」などのテレビ番組で活躍後、2006年に『永遠の0』で作家デビュー。2013年に『海賊とよばれた男』で第10回本屋大賞を受賞。

「2020年 『野良犬の値段』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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