ヤセないのは脳のせい (新潮新書)

著者 : 茂木健一郎

• 新潮社 (2017年4月14日発売)

感想・レビュー・書評

[ドラソルさんの感想 · 2018年10月28日]

なぜ痩せないのかを脳科学的に分析した一冊。

ダイエット本としては不適切だが、ダイエットを一時は成功し、その後リバウンドした茂木さんが書くだけあって、その内容は説得力があった。

[yuko-romarinさんの感想 · 2017年4月30日]

これは、ダイエットを成功させるための秘訣を知りたい…という人はガッカリします。前半は根性論ともとれ、つべこべ言わずに無心でやれ！一転して後半は、そうは言っても出来ないのが人間、目的を邪魔しているのは脳で、脳の中で天使と悪魔が戦っている…と堂々巡り。脳が向かうのは一方向じゃないって事なんですね。

著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談　「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」