バカ論 (新潮新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106107375

作品紹介・あらすじ

全員バカ野郎! 相変わらずバカがのさばる世の中だけど、これ以上、黙って見ているのはゴメンだね――。迷惑なバカから愛すべきバカまで、バカを“肴”に芸論や人生論を語り尽くす!

感想・レビュー・書評

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  • 世の中には色んなバカがいる。
    芸人ビートたけし。
    インテリジェンスを感じさせながらも、いつもバカなことしているビートたけし。
    驚くほど冷静で謙虚な部分を常に感じるところが不思議。

    興味深い話もちょくちょくあったが、あまりにも主観的だから共感できない部分もあったのは確か。彼が感じ見て来た、あらゆるバカについて書かれている。
    良いバカ、悪いバカ、愛されるバカに嫌われるバカ。色々とバカを見て来たのだろう。
    ビートたけしの前で、わざとバカを演じている人もいることだろうに、そこは理解できているのだろうか。
    私は芸人ブーム時代のビートたけしを知らない。物心がついて、万物創成期や平成教育委員会という番組あたりから知ったように記憶している。

    芸人としての姿勢はさすがといった印象を受けた。
    住む世界が違うなぁ。
    本としては何か重要なものには感じなかったのが本音。特におすすめもしない。

  • バカってのは、いい意味でも、悪い意味でも、
    考えてないってことなんだ。
    それを自分の中でしまってるのはいいんだけど、
    他人にそのままぶつけてこられるとやんなっちゃう。

    著者「ビートたけし」とあるので、芸談ですね。

    ここまでバカに迎合しなきゃいけない世の中ってのはやっぱり何だか息苦しい。


    ■第一章 バカなことを聞くんじゃない
    当事者同士の問題のはずなのに、マスコミというのは集団ヒステリーを起こしたように「責任をどう考えるのか?」「社会に与えた影響は?」なんて、バカなことをいちいち聞いてくる。常に自分たちは正義の味方だと思っている。その根性が気に食わない。
    あの騒動で得をしたのは、さんざん記事にした一部スポーツ新聞だけじゃないか、それがおいらの本心。

    〇〇さんとは仮面夫婦だったんですか?
    夫婦で仮面かぶっていたら、ただの"変態夫婦"だろう。むしろ仲いいじゃねえか。

    実態のない建前ばかりが横行して、一度状況が作られてしまうと、それからは疑うことなくそれをバカの一つ覚えで無批判に繰り返す。さすが「忖度の国」だ。

    ■第二章 バカ言ってんじゃない
    これが大国の大統領かと思うとゾッとするけど、ある意味ではバカがつくほどの正直者とも言える。
    トランプの言っていることなんて、浅草や北千住あたりで飲んでいるオヤジと変わらない。インテリやメディアが言っていることを批判して、くだを巻いているオヤジと一緒。

    政治家の言うことをそのまま鵜呑みにするのはバカ。
    多数決で決まることをあまり信用しなくてもいい。
    むしろ「お前はバカだ」と言われても、九十九人の方ではなく、残りの一人になる勇気が必要。

    人間をまとめる万能な政治システムなんてあり得ない。いつの時代も、独裁か、民主主義か、らせん階段のようにグルグル回っているだけなんだ。

    「一億総活躍社会」というやつもどうかと思うよ。
    「一億玉砕」と似ている、と言われるのにどうして気づかないのか。
    こんな政府のプランを真に受けていると、間違いなく日本は「一億総バカ社会」になるに違いない。

    「プレミアムフライデー最高!」なんてニュースでやっているけど、バカ言ってんじゃないよ、そのビールを運んでいる奴は、ヒーヒー言って働いているわけでさ。

    養成所で芸を学べるかというとどうなんだろう。
    養成所を卒業したからといって、芸人として舞台に立てる保証は一切ない。

    芸をやって金をもらうのが芸人なんだ。
    金を払って芸をやる奴がどこにいるんだ。
    それじゃあまるで落語の「寝床」だ。

    芸人になりたいのか、芸をしたいのか
    どちらが売れるかは、火を見るより明らかだけど。

    挫折して挫折して、折れて折れて、辿り着いたのが浅草で、そこで偶然漫才師になった。
    「どうすればなれるか?」なんて、入口のところを一生懸命にほじくり返してもしょうがない。

    人気が出れば売れる。
    そのためには、面白ければいい。それだけ。
    芸人の世界なんて本当は単純なんだ。

    芸を盗むのは大事なことだと言える。
    「こいつは上手いな」という奴から盗むこと。
    それがいい訓練になる。
    芸に特許があるわけじゃない。
    「あいつ勉強したんだな」と思わせれば勝ち。
    何を盗むか、芸人として問われるべき大事なセンス。

    芸人はボランティアじゃない
    芸人と素人の境界は、金をもらって芸をするかどうか
    いざという時は別人。それが"芸"というものだろう。

    芸人としてのセンスは教えられるものじゃないけど、
    育ってきた環境というのは大いに関係がある。
    生まれや育ちはよくなかったけど、でも楽しいことがしたい。自分の手でそれを叶えようという理想に燃えているから、あきらめない。それは強い。
    どこに金を払って芸をする太鼓持ちがいるんだ。
    バカ言ってんじゃない。

    ■第三章 渡る世間はバカばかり
    「やりたい仕事が見つからない」ではなくて、
    やりたくても見合った実力がないだけ。
    「見つからない」というのは、身の程を知らないのを白状しているようなもの。

    自分にそこまでの能力があるかないかなんて、すぐわかる。そこで芯から挫折を味わうべきなんだ。
    負けることを知らず、現実も見ないで、
    「やりたい仕事が見つからない」と嘆くなんて図々しいにも程がある。

    大体周りの大人もいけない。
    「夢をあきらめちゃダメだ。夢は叶う」なんて。
    現実を直視させなきゃいけない。
    何が「SAY YES」だ。
    「NO」と言えなかったから、ああなったんだろう。

    「夢がいいものだ」を真に受けて社会に出て、すぐに「こんなはずじゃなかった」「やりたい仕事がない」って、本当にバカ野郎だね。

    「自分探しの方法がわかりません」
    バカがバカを探しに行ってどうするんだ。
    お前はそこにいるじゃねえか。それで終わる話。

    「老後をどう過ごせばいいか」
    死ぬのを待てばいい。
    社会にとって必要がなくなるから「老後」なんだ。
    そんなにみんな老後を独りで暮らすのが怖いのか。
    大体、孤独じゃない死なんてあるのか。
    そもそも人間なんてのは、ひとりで生まれて、ひとりで死ぬものだろう。
    死にそうになって寝込んでいる横でガミガミ言われるぐらいだったら、静かに死なせてほしい。

    ネットは長屋の水場。つまり井戸端会議なんだ。
    その時代によって強いメディアというのがあって、
    ネットだってすぐに「大本営発表」の発信源になる。

    「これは絶対本当だ」と、いばって偉そうなことを言っている奴の方が、実はうさん臭かったりして、そっちの方がよっぽどたちが悪い。

    ■第四章 バカがテレビを語っている
    お国柄を考慮しないで、「権力をネタにできない」と、外野が一方的に言うのは、やっぱりちょっとおかしいと思う。
    「最近のテレビはつまらない」という気持ちがあるんだろうな、とは思う。
    今は、テレビ不遇の時代なんだ。
    理由のひとつは、単純で、景気の問題。
    もちろんテレビはアイデアが第一だけど。
    それまでは「お客さん」だった人たちが、いつの間にかみんな「批評家」になっちゃった。
    それがどんどん歪んでいくと、もはやクレーマーと変わらない。
    そんな奴らに昔からおいらか言ってきたのは、一言だけ。
    「じゃあ、お前がやってみろ」
    おいらだって四十年以上もお笑いをやってきたけど、いまだにわからないことだらけ。

    くだらないのはネットニュース
    人のツイッターをそのままニュースにしてネットに流すだけだろう。炎上したのはお前らの責任じゃねえか。
    お前たちは何を取材したというんだ。何もしてねえじゃねえか。
    それも前後の文脈をきれいに切り取って、都合よく編集する。だから誤解を招く。
    自分たちはリスクを負わないで、一番悪いことをやっているのはそいつらかもしれない。

    それでも、やっぱり今のテレビはつまらない。
    言いたいことは言えないし、言ったとしてもカットされる。

    昔は突出した一人の人間を持ち上げてスターにしていたけど、今は全員がスターになろうとしている。もっと言えば、そう錯覚している。
    むしろ、スターを全員で引きずり下ろして「お前も、俺たちと変わらない。仲間だよ」とやるのが今の時代なんだ。

    テレビというのは、放送したその瞬間、その時じゃないと面白くないことが多い。
    一日経ったらつまらない、なんてことはざらにある。
    結局、ネットやスマホの登場で、リアルタイムがどんどん失われていった。

    ただ「セックスしたい」だけのはずなのに、「まずはカラオケで盛り上がってからじゃないと」なんて、回りくどくなる。それに至る精神的なつながりの方を大事にしようとする時代なんだ。
    どんどん余計なものが増えてきた。それが豊かになるということなのかもしれないけど、行き過ぎちゃうと本質が失われて、余計なものだらけになる。
    浮世離れしてきたのは確かだね。

    ■第五章 こんなバカが好きなんだ
    ◎タモリ
    文化人がお笑いを持ち上げるようになった時代の
    最初のタレント。
    文化人の発想は旦那的、ちょっと上から目線。

    ◎所ジョージ
    芸人じゃない。突き詰めない。芸とか仕事より趣味が大事。
    競争するところにいたことがない。不思議な存在。
    花輪みたい。なくてもいいけど、ないと寂しい。

    ◎明石家さんま
    しゃべりの天才。反射神経と言葉選択のセンス。
    教養がないから相手の土俵には立たない。
    教養なき天才。

    ◎笑福亭鶴瓶
    別け隔てなく会話して、気の遣い方が半端じゃない。
    ニコニコしているだけの平和な奴じゃなくて、
    反骨心というか危なっかしいところもあって魅力。

    ◎SMAP
    ジャニーズの連中がバラエティにきたらやばい。
    見た目がよくて歌って踊れる兄ちゃんたちが
    面白いこと言えば、ギャップで芸人よりウケル。

    ◎吉本興業
    養成所を作って芸人の大量生産と大衆化を実現。
    でもこれ以上芸人増やして誰が責任取るんだろう。
    どう考えても芸人は供給過多だよ。

    ◎関西芸人との戦い
    漫才ブームの頃はたけし対関西の漫才師。
    一番ヤバいと思ったのは東京の笑いの「言葉」が変わっちゃったこと。
    字数が少なく早いテンポに最初の頃はボロ負けした。
    それで標準語を捨てた。
    ガキの頃に使っていた足立区の言葉に変えたんだ。
    そうやってスピード上げてったらリズムも良くなった。
    ネタを作るペースも変えた。新ネタを作っていった。
    関西の芸人はある時から聞いたことのあるネタばかりをかけるようになった。
    東京と大阪の往復で忙しかったせいかもしれないけど
    東京進出して、ウケて、人気者になって、
    それで満足していたところもあったんじゃないかな。
    あいつら本当に嬉しそうだったもん。

    新ネタを作らなくなると、どんどん客いじりと身内ネタが多くなった。
    楽屋ネタというのは作るのは簡単なんだけど、
    その分、危険なんだよね。
    最初は物珍しさでウケるかもしれないけど長続きしない。
    宴会芸や「かくし芸」を「売り芸」にしちゃダメなんだ。
    裏芸は裏芸の良さであって、それを表芸にしたら芸人として長続きしない。
    それで最終的においらは勝ったと思ったんだけど、
    ひょっとしたらあいつらは負けたとも思っていなかったかもしれない。
    勝ち負けというよりも、売れたことが本当に嬉しそうだったから。

    ■第六章 たまにはバカな質問に答えようか

    ◎店で偉そうに振る舞うバカ
    おいらには昔から癖のようなものがあって、
    どんな店に飯を食いに行っても偉そうにできないこと
    客商売をやっているところに行って、
    ケチつけたりするのが大嫌いなの。
    ダメだったり、気に入らなければ、
    二度と行かなければいいだけのこと。

    ゴルフでもそう。
    「巨泉のワンダフルゴルフ」

    ◎金はあげても貸すな
    「たけちゃん、二百万ばかり貸してくれよ」
    「いや、貸さない」
    「冷たいじゃないか。」
    「ダメ、貸さない。
     その代り、ここに五十万あるからこれをあげるよ。
     でも貸せないから。」
    その方が精神的に楽なんだ。

    ◎師匠に教わった大事なこと
    「師匠、寿司屋に連れてってください。」
    「いいじゃないですか。おごってくださいよ。」
    「ケチですね。寿司代ぐらいあるでしょう。」
    「バカ野郎!祝儀がねえんだよ。
    「あそこは職人が三人いるだろう。」
    「寿司代はあるけど、祝儀がなあ。」
    師匠は店の人にすごく気を遣う人で、
    必ず板前に祝儀をあげていた。
    そのあたりが粋だと思ったし、勉強になった。

    祝儀は店を出てから弟子のおいらに「渡してこい」とやる。
    店にいる間に渡したら、「ありがとうございます」なんて、俺に気を遣って挨拶に来るだろう、バカ野郎。だから店を出てから渡すんだ。
    そういうしきたりみたいなものにはきっちりしていたし、うるさかった。

    コメディアンは会った瞬間に「この人は面白い」と雰囲気で思わせなきゃいけない。それは普段から意識しておかなければ身につかない。
    どこで何をするにも、すべての振る舞いや所作が芸人という商売に結びついていく―「芸人根性」とでも言えるものを、おいらは師匠からたくさん教わった。

    ■おわりにーバカな言い訳

    バカには良いバカと悪いバカがある。
    可愛げのあるバカや愛すべきバカがいる一方で、
    空気読めないバカ、嫌われるバカ、バカの中のバカとか、バカにもいろいろある。
    一番たちが悪いのは、自分がやっていることがバカだとわかっていないバカ。
    バカとしか言いようのないバカのこと。
    おいらたちはお笑いのためにバカやってる。
    だけど社会全体がバカになったら、やっぱり困っちゃうよね。
    だから日本全体がバカにならないように願っている。
    そのためには、何がバカか、どのようにバカが生まれるかについて考える必要があって、本書がそのきっかけになればいい。
    というのが、さんざんバカと言ってきた、おいらのバカな言い訳。

  • いつものたけし節炸裂で、読んでいて声を上げて笑ってしまうところもあった。一気に読めてしまうけど、実はすごく深い考察だったりする。
    ネットやYou Tuberの考察なんかも、このくらいの年齢の方だと、自分が見たり使ったりすることもせずに批判することも多いけど、きちんと実物を見て批評を加えてるし、キリストと弟子の関係とか、量子力学とか宇宙理論の話も出てきたりして、一方で食い逃げをして人間国宝を剥奪されたら面白いなんて言ったりして、この振り幅が殿の魅力なんだろうと改めて感じた。

  • 土曜の夜にやっているTBSの番組『情報7days ニュースキャスター』で言っているようなことが書いてある本だった。
    読んでいてすぐに感じたのは、物事を例える上手さ。お笑いの養成所に通う人のことを、中学受験のために塾に行く子どもと同じだと言い放ち、金を払って芸をするのは芸人じゃないと言い切る。なんともすごいパワーだ。

    お笑いを勝ち負けで考えてるのも意外だった。
    警察に捕まったことと事故で死にかけたことで箔がついたとも言い、女子高生の制服を盗んで捕まるようなのはしょうもないやつだと付け加える。
    ああ、制服を盗んで捕まったのはパーケンさんだなあと思って、なんとも言えない気分になった。パーケンさんこと、元キングオブコメディの高橋健一さんはビートたけしさんに認知されていた。勝ち負けでいえばたぶん負けなんだろうけど、やっぱりパーケンさんはすごいなあ、他の人とは違うなあ。そんなふうにしみじみしてしまった。

  • 「しょうがねえなー」と失敗した今の自分を肯定する。
    成功と失敗は誰も決めれない。だから考える。

    40年以上テレビの世界で生きてきたビートたけしが
    「バカ」について論じた一冊。

    いつも同じ質問をする。
    金をくれと手紙を送る。
    お手本が変わらない。

    良いバカ、悪いバカ。
    私は愛されるバカになりたい。死ぬまでに。

  • 芸を盗むことは大切。悪口こそ言葉のチョイスが問われる。弟子が師匠を作る。すべての振る舞いや所作が、芸人という商売に結びついていく。

  • ビートたけしがバカだと思うことについてつらつらと書かれたもの

    メディアの画一的な質問とか、素人の発信内容、最近の芸人の行動や言動などなど
    世間で極々当たり前にスルーされている行動や言動について、色々とツッコミが入れられている

    いや、ホントにマスゴミの結論ありきで自説への誘導のための質問内容には辟易するものね

    一番印象に残ったのは、明石家さんま評
    自分のフィールドに持ち込むというのには納得
    「ホンマでっか」を見てると、専門的な内容ではなくそれを元に身近な例に置き換えて話を深めるんだよね

    あと、師匠の評判は弟子が広めるってところ
    上司と部下の関係にも似てるかな

    でも、それって芸人の楽屋ネタを批判していたのと矛盾するんじゃね?とも思った
    ま、そればっかりじゃなければいいってことかね?

  • ビートたけしだから言える、世の中のタブーも含めた、本音の話。
    読めば読むほど、ビートたけしは賢い人なんだなぁと実感。

  • 人間的な魅力を疑う必要もなく、
    笑いの世界で、そして映画の世界で偉人となったたけしさんが語ることばは、もはや「道徳」の題材として読むべきことばとなっています。

    そのことを一番よく知っていて、それでも今でも何かを世の中にいいたい。そして、自分を「バカ」の一人としたポジションから言う。

    たけしさんの態度はずっとかわりません。
    だからこそ巨匠であり、だからこそ偉人です。

    でも、だからこそ、ここに書いてあるようなことは、今たけしさんが言わなくてもいいようなことじゃないのかな、と思わざるを得ません。

    テレビや週刊誌、新聞社から一人で囲まれ、
    それでも「あぁ?」といい放った若き日のたけしさんの表情は、今やyoutubeで簡単に見ることができます。
    「論より証拠」なのは、その動画なのでは、と感じます。

  • テンポよく読めて声を出して笑えました。たけしさんってやっぱり好いな!と思えました。『アナログ』読んでみたいです、で、直木賞とかじゃんじゃん受賞してほしいです。 まだ読んでませんけれど。

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著者プロフィール

1947年東京都足立区生まれ。浅草フランス座で芸人としてデビュー後、1972年に漫才コンビ「ツービート」を結成、人間の「建前と本音」「理想と現実」との落差を舌鋒鋭く突きまくる芸風で漫才ブームの牽引役となる。テレビに進出後、『オレたちひょうきん族』『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』などの人気番組を次々と手掛ける。映画監督としても『その男、凶暴につき』『ソナチネ』『HANA-BI』などの話題作を多数世に送り出す。2016年にレジオン・ドヌール勲章、2018年には旭日小綬章を受章。近年は小説執筆にも力を入れている。著書に『弔辞』(講談社)、『不良』(集英社)、『浅草迄』(河出書房新社)など。

「2022年 『浅草キッド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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