誰の味方でもありません (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 661
レビュー : 78
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784106108105

作品紹介・あらすじ

「正論」って、本当に正しいんだろうか。いつの時代も結局見た目が9割だし、血のつながりで家族を愛せるわけじゃない。多方面で活躍する著者が独自の視点で綴った、痛快エッセイにして現代社会論。

感想・レビュー・書評

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  • けっこうサクサク読めて面白かったです。
    いろんな時事問題や話題になった人たちを扱っていたけれど、一番印象に残ったのは古市さん自身のこと。
    チョコレート中毒でダイエットのことばかり考えているなんて意外だわ。
    たまの毒もいいアクセント。

  • 情報番組のコメンテーターとしての活動の方が目立っている印象の古市さん。
    私自身はあまりテレビを見ないので、色々と評される(毒舌とか?)彼が、テレビでどんな風なのか分からないのだが。
    この週刊新潮に連載されていたエッセイをまとめた新書は、なかなか面白かった。

    ほぼ一回り歳が違うのだが、それ以上の世代間ギャップを感じる。
    私はきっと、彼が言う「おじさん」「おじいちゃん」の部類に入ってしまうんだろうな〜(性別的にはおばさんだけど)。

    こういう感覚の人たちが次世代を担ってくれているのなら、まだまだ日本も捨てたもんじゃない。
    2018年に書かれたエッセイなので、日本や世界各地を飄々とした感じで飛び回る様子と文章が随分と懐かしい時代のように感じさせる。
    コロナ禍の今、彼の行動パターンはどう変わったのだろうか。とても短いエッセイなので、もう少し彼の語りを聞いてみたくなった。2020.10.17

  • 書店で「お母さんはどんな本を読むの?」と子どもに聞かれ、「こういう本」と手に取った勢いでそのまま買ってしまった古市さんの著書。

    古市さんの本を読むのは実は初めてでした。(わが子よごめん)
    最後までおもしろく読みました。

    世の中が少し明るく、少し軽やかに見えるようになりました。
    研究者になって世の中を見たらいい。

    今から実践していこうと思います。

  • 肩書きは社会学者です。TVでは毒舌ですが、
    社会学者としての視点で現代社会のあらゆる
    物事に対して持論を語るエッセイです。

    現代とはIT社会を指しており、若者でないと
    こういう切り口ででは語れないなあ、という
    鋭い考え方がズバズバ出てきます。

    「炎上しやすい人はどんな人か」という問い
    に対する答えは「その人から見て、うらやま
    しくない人」だとか。

    マツコデラックスが炎上しないのも、あの
    体型であるがゆえ、という説には納得しまし
    た。

    あと「これは」と思った箇所を一つ。著者は
    中島みゆきに心酔しているようです。

    あるラジオ番組だったか、彼女に対する質問
    「挑戦するのだけど常に失敗続ける敗者と、
    安全圏を死守する日々で成功を収めた人では
    どちらを支持する?」という内容に対して、

    「一つ忘れているよ。失敗と成功の境界線を
    引くレフェリー以外は全部支持する」という
    答えをしたそうです。

    世の中レフェリーが溢れていることに対して
    中島みゆきさんの言葉を借りていました。

    ここだけでも読む価値はある一冊です。

  • 古市くんの独特の感性、捉え方があったり、納得できる内容もあったり
    ひとつひとつが短いのでとても読みやすい
    何より出版時にコメント追加しているのが読んでて楽しい

  • 初めて読んだ古市君の本が、とても面白かったので
    続いてこちらを。
    なんだかね、ネットのニュース記事を読んでるみたいでした。
    さらりと短くわかりやすく。
    読んだ後すぐに内容を忘れてしまうところも一緒かな。
    なんでだろ、読んでる最中は結構面白いのにね。

  • 潔くていい

  • チョコレートと中島みゆきとダイエットに関しては好意的なものの、その他の事柄にはすべて喧嘩を売っていくようなスタイルの古市さんのエッセイ。煽るだけじゃなくて、理屈が通っているからこの人の文章は面白い。読んでいて気持ちが良かった。

    韓国の「反日」に対して、誰よりも敏感なのは日本の「反韓」の人たちだ、言い切ったり、「こんな感じでいいかな」と思った瞬間に成長が止まる(おじいちゃんになる)と持論を展開する古市さん。いちいち納得させられた。

    この人はこの先どうなっていくんだろう。頭のいい人だから政治家になったりするのかな。敵も多そうだから暗殺されたり、文春砲を喰らったりしないといいな。

  • リアルタイムで読んだらもっと面白かったかなと思った。後日談で情報が更新されているのが良かった。

  • 古市さんの独特の感性が面白い。こんな考え方もあるんだな、と感じた。

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著者プロフィール

古市憲寿(ふるいち のりとし)
1985年東京都生まれ。東京大学大学院博士課程在籍。慶應義塾大学SFC研究所上席所員。株式会社ぽえち代表取締役。専攻は社会学。若者の生態を描出し、クールに擁護した著書『絶望の国の幸福な若者たち』(講談社)で注目される。大学院で若年起業家についての研究を進めるかたわら、マーケティングやIT戦略立案、執筆活動、メディア出演など、精力的に活動する。著書に、『誰も戦争を教えられない』(講談社+α文庫)、『保育園義務教育化』(小学館)、『だから日本はズレている』(新潮新書)、『希望難民ご一行様』(光文社新書)などがある。2018年から小説を書き始めている。小説作に「彼は本当は優しい」(『文學界』2018年4月号)。『平成くん、さようなら』で第160回芥川賞ノミネート、『百の夜は跳ねて』で第161回芥川賞ノミネート。

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