- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106108242
作品紹介・あらすじ
SMAP、TOKIO、V6、嵐、KinKi Kids、滝沢、亀梨……。司会や演技に挑戦、アイドルを極める、人柄を磨く……努力で競争を勝ち抜いた16人の“仕事哲学”に迫る。そして、彼らを導いたジャニー喜多川の「育てる力」とは?
感想・レビュー・書評
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「努力できる?」
どんなスターも道を諦めず真摯に努力したからこそ輝く。
与えられた人、与えられない状況から這い上がった人、孤独を選んだ人…すべての共通項は熾烈な努力。
16人のジャニーズタレントの生き様から仕事人の姿勢が学べる良書!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
当たり前の事なんだけどね、成功している人は皆人並み以上の努力をしている。多くの凡人は努力しきれない、自分では努力したつもりでも実はそれは努力とは言えない。まあ、そんなところ。
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実は学生の頃から、あまり「アイドル」というものに興味がなく、クラスでの女子の話にも全くピンとこない人生を長いこと送ってきました。
それでもそれなりに歳を重ねてくると、同世代のキラキラしたアイドルには興味がなかったのに、「若くて見た目も可愛い男子たちだけど、こんなに忙しそうなのになんでもできてすごいなあ」という感想になり、たま職場の同僚に関ジャニ∞のファンがいたことで今年初めてコンサートに行きました。
生で見て感想はもちろんたくさんあったけど、「もうこんなの努力なくしてできるはずがない!」という結論。
それくらい素晴らしく、今まで「アイドル」というだけでちょっとなめていた自分を反省。
そんな時書店で出会ったのがこの本。
「ジャニーズは努力が9割」
やっぱりそうだった!
私にも馴染みのある16人(いや、何人か若手はあんまりわかりませんが)のエピソードは、一般人から見るととても環境にも容姿にも恵まれていてなんの努力もせずになんでもできちゃうような顔をしておいて、こんなにストイックだったとは・・・。
また、みなさんもともと自己評価が低いので努力されている。それも意外でした。
そして、続けていくことで、人は輝くことができるんですね。
この本は過去いろんな雑誌などでのインタビューを多く引用し構成されています。
もうすでにジャニヲタの方は「知ってるし!新しいインタビューとかは?」と思われるかもしれませんが、ジャニーズ初心者の私にとってはとてもわかりやすくまとめてあるし、今知りたい内容が詰まった本だったのでとても面白く一気に読んでしまいました。
しかも感想が長文。笑 -
図書館にて。
純粋にすごいなと思う。
どれだけ自己研鑽を積んでも、残れるのは一握り。
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ジャニーズタレントの過去の発言等を例にあげたり、努力のタイプ別にして振り分けたりと分かりやすかった。
天才達の集まりっていう印象をお持ちの方もおられると思いますが、知らない人が読んだらジャニーズは「デビュー前も後も努力を続ける天才」の集まりだと塗り替えれると思う。
寝る間を惜しんで映画観たりフィギュア制作など、年齢を考えたらきついなとしり込みしてしまう。
自分のペースで努力を重ねることが大事だと思う。
ジャニーズはたくさんの努力をしないと生き残れないから寝る間を惜しんでいたんだと思う。
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ジャニーズの内面がイケメンだとわかる本!
熱狂的にジャニーズにはまったことがなかったため、一人一人のストーリーが知れて、人間味が分かり、個人が大好きになります!
アイドルって努力見せていないんだな、、、
だからこそあの輝きがあるのだと感じました! -
V6の岡田くんや嵐の櫻井くんなど第一線で活躍しているジャニーズのアイドル16人が紹介されていますが、みんなやっぱりすごいなというのが率直な感想で、ますます応援したくなりました。
それぞれの努力の軌跡を垣間見ることができますが、やはりそれぞれの努力の仕方は違うので、自分の生き方に取り入れたいなというエピソードも見つかるかもしれません。
共通して言えるのは、最初から何でもできる人なんていないということ、自分の進むべき道・進みたい道をしっかり定めてそれに向かって努力を続けることが夢の実現への第一歩だということだと思います。
私の中ではHey!Say!JUMPの伊野尾くんが26歳の時に書いた、9年前のデビュー当時の自分に宛てた手紙の内容が一番好きだったので最後に引用します。
「今までやってきた事、新しく始める事、何気ない事、最初はどれも関連性のない小さな点みたいな物かもしれないけど、続ける事でそれぞれの点が段々大きくなって、重なるところが出てくるから。重なるところが、きっと個性になるから。意味がないと思う事も真面目に続ける事が大切だよ。仕事がなかなかうまくいかなかったり、嫌な事もたくさんあるかも知れないけど、同じくらい楽しい事もあるから安心してね」 -
どのジャンルにしても、一流になるためには、日々の努力と周囲への感謝が必要なのだろうなと思った。
あと、人と自分を比べずに、自分にできることは何かと考えて、その部分をのばしていけばよいのかなと思った。
この本を読んで、個人的には、タッキーが一番好きになったかなー。 -
18歳のときにジャニーズのオーディションを受け、それから15年経った今も結果を待ち続けているという筆者が送る、ゴシップ抜きのジャニーズ論。
これまでの私はルックスが良いだけで仕事がもらえる彼らを羨ましく思っていたが、この本を読んで反省した。
この本はただジャニーズの裏側を知れるだけでなく、彼らの努力を通して考える自己啓発本や哲学書のような面もあったように感じる。
普段何気なくテレビで見かけるあの笑顔の裏側には、惜しまぬ努力があったことを知り、これからの自分自身の生き方さえも考えさせられた。
それと同時に、この本は私たちに特別な才能などなくても、皆ジャニーズのように輝けるということも教えてくれたように感じる。
私も、毎朝の満員電車でとなりになるおじさんも、そしてこの書評を読んでいるあなたさえも、ジャニーズ並みの努力をすれば皆スターになれるのだ。
それにしても巻末に小さな文字で綴られた13ページにも及ぶ参考文献の一覧をみてもわかるように、著者のジャニーズ愛は半端ない。
もし彼が15年前のオーディションに受かり、ジャニーズのアイドルとして今頃第一線で活躍していたら、この本が世に出ることはなかっただろう。
ジャニー喜多川さんはそこまで見抜いて彼をあの時ジャニーズに入れなかったのだろうか。
どちらにせよ、ジャニーズを愛し、ジャニーズを徹底的に調べ上げ、10年余りの時間をかけ、弛まぬ努力のもとにこの本を私たち読者のもとに届けてくれた筆者はもはや、ジャニーズの一員といってよいのではないだろうか。