- 本 ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784106109157
作品紹介・あらすじ
はたして仏教は、未曾有の難題にどうこたえるのか――。「不要不急」が叫ばれる昨今で、真に大切なものは何か――。この難題に十人の僧侶が挑む。「生死事大」「自利利他」など仏教の智慧に学ぶ、混迷の時代を生き抜くヒント。
感想・レビュー・書評
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各人にとっての不要不急を、もっと尊重し合える社会になったらいいな。人の心は見えないのだから。優しい世界を望む。
資本主義社会の経済自体が我々の身体にとって不要不急で非本質的なものでなり立っていることからうまれるねじれ。
身体的なものに向き合ってきたのが宗教という切り口はとても面白かった。
私たちの本質的な部分と、経済構造自体がかけはなれているのだから、「不要不急」は軋轢が生じるのも必然。。 -
露の団姫さんのが印象に
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不要不急というお題で仏教僧がコロナを通じて語る本。お坊さんといっても仏教との距離感はさまざま。不要不急というお題は殊の外いろんなことをあぶり出す結果となっている。
…真言より禅、、、やな。 -
書いていらっしゃるのがお坊さんだからか内容が同じような文章が並び、少々飽きました
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●不要不急とは、どうしても必要と言うわけでもなく、急いでする必要もないこと。
●オンライン座禅会
●お釈迦様は「自分自身の死を利用しなさい」と示されました。自分の死をきっかけとして、人生においての「気づきの機会」にしなさいと言うのです。葬儀に立ち会うと、いつも死と言うものについて考えさせられます。
●人間の不幸の根っこは、「部屋の中で静かに休んでいられないこと」とパスカルは言う。現在で言ったらステイホームができない人のこと。
著者プロフィール
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